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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 医学部医学科 ・臨床実習 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 代謝内分泌内科学 | |
たいしゃないぶんぴつないかがく | ||
Diabetes, Metabolism and Endocrinology | ||
単位数 | 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
スケジュール表による クリニカルクラークシップ概要に記載される糖尿病・内分泌内科のスケジュールと臨床実習表に記載の年間スケジュールを確認する。 |
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開講時間 |
実習科での業務スケジュールにより変更あり |
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開講場所 | 三重大学医学部附属病院 外来棟3階、10階北病棟 他 | |
担当教員 | ○西濵康太、鈴木俊成、矢野裕 | |
○Kota Nishihama, Toshinari Suzuki, Yutaka Yano |
授業の概要 | ・糖尿病・内分泌内科に入院中の患者の診療を通して、疾患に対する知識、問題解決のための学習法、診療チーム内での情報共有のために必要なプレゼンテーション力、チーム医療を行う医療人としてのコミュニケーション力の修得を目的とする診療参加型臨床実習(実習期間1週間)である。 |
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学習の目的 | ・全ての医師に必要となる糖尿病・内分泌領域の疾患の知識を身につける。 ・実習終了後も、日々進歩する糖尿病・内分泌疾患の診療内容を、自分の力でアップデートしていくことの重要性と、その手段を学ぶ。 |
学習の到達目標 | ・糖尿病・内分泌疾患の概略につき理解し、その内容を説明できる。 ・担当患者の疾患の病態、必要な検査、治療を理解し、その概要を患者に説明できる。 ・担当患者の診療に必要な情報を収集し、自分なりの治療計画を立てることができる。 ・担当患者の病態につき診療チーム内で情報共有するためのプレゼンテーションをすることができる。 ・医療チームの一員としての自覚を持ち、一人の社会人として行動できる。 ※具体的には、PBLチュートリアルの「代謝内分泌」ユニットと本科目を通して、医学教育モデル・コア・カリキュラム D-12の全ての項目を修得することを想定している。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | 教科書については特に指定はない。信頼度の高い情報源から知識を得る過程自体も重要な学習項目と考えている。 |
参考書 | ・糖尿病専門医研修ガイドブック(日本糖尿病学会 編・著) ・診断と治療社 内分泌シリーズ ・内分泌検査マニュアル(日本医事新報社) など |
成績評価方法と基準 | 実習態度、出席状況、症例プレゼンテーション能力、担当患者の病態理解に関する口頭試問の結果、患者とのコミュニケーション力を総合し、20点満点で当科の評価とする。 |
オフィスアワー | 糖尿病・内分泌内科の医局秘書を通し、連絡をとりたい教員との予定を合わせることとする。実習中は教員のPHSに直接連絡をすることも可。 |
受講要件 | 4年次に実施される、CATO(医療系大学間共用試験実施評価機構)によるCBT(Computer based test)、OSCE(客観的臨床能力試験)に合格していること。 |
予め履修が望ましい科目 | 受講要件を満たすために必要な全ての科目 (PBLチュートリアル「代謝内分泌」ユニットの内容をしっかり勉強しておくこと) |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 実習終了時のアンケートの結果も参考に、より内容の濃い実習となるように診療科一丸となって努力します。 |
その他 | 研修初日のオリエンテーションで伝える実習中の基本的なルールを厳守すること。 |
キーワード | 糖尿病、インスリン、脳下垂体、視床下部、甲状腺、副甲状腺、副腎 |
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Key Word(s) | diabetes mellitus, insulin, pituitary, hypothalamus, thyroid, parathyroid, adrenal gland |
学習内容 | 月曜日 午前 オリエンテーション 午後 甲状腺エコー 火曜日 午前 外来見学 水曜日 午後 多職種カンファレンス 木曜日 午前 甲状腺エコー 午後 カンファレンス、科長回診 金曜日 午後 総括 *上記の時間以外に担当患者の診察を行い、木曜午後のカンファレンスでのプレゼンテーションの準備と総括のためのレポートの作成をすること。 *実習の進歩状況をみながら、学習内容を深めるためのスモール・グループ・ディスカッションの時間を設ける。 |
事前・事後学修の内容 | 事前学習:内科学成書で糖尿病・内分泌疾患の項目について十分学習しておくこと。 事後学習:内科学成書以外に、日本糖尿病学会や日本内分泌学会のガイドラインも参照し、最新の知識のアップデートをすること。担当患者の診療に関してはPubMedによる文献検索を行い、最新の知見を身につける努力をすること。 |
ナンバリングコード(試行) |
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