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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全講座
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 技術者倫理(共生環境学科対象)
ぎじゅつしゃりんり
Ethics for Engineers
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
開講場所 生物資源学部211

担当教員 村上克介

MURAKAMI, Katsusuke

学習の目的と方法

授業の概要 技術者倫理について、問題となる事例を自ら調べながら、基本的事項を学習する。共生環境学の観点から,安全性,危機管理,モラルや自己コントロールなどからなる技術者倫理だけでなく,地球環境や自然保護に関する環境倫理についても解説し,21世紀の技術者像を提示する.
学習の目的 技術者倫理や環境倫理に関する基礎的な知識を身につけるとともに,広い視野と深い知性をもつ技術者として現実の問題解決に対応できる人材を養成する. 社会人となったときに、技術者倫理、企業倫理について自ら考え、最善の対応法を取れる知識と倫理観を身に着ける。
学習の到達目標 技術者倫理の歴史、基本的事項、用語を知り、簡単な問題について解決法を導き出せる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 PBL キャリア教育の要素を加えた授業

教科書
参考書 大学講義 技術者の倫理 入門
杉本泰治・高城重厚 著
丸善 ISBN4-621-08029-0 1700円
成績評価方法と基準 出席およびアンケート(リアクションペーパー)50%,レポート 50%
基本的に欠席は認めません。講義の欠席が3回以上の者は単位を認めません。
オフィスアワー 金曜日 12:00-13:00 414または419
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 各コースの「環境」に関わる科目
授業改善への工夫 技術者倫理について自分の考え方を深めた学生もいるが、この講義を経て倫理という世界とそもそも無縁であり興味を持てない学生に対して、身近な課題として考える契機をつくり出す工夫を行っている。
その他

授業計画

キーワード 共生環境学,技術者倫理,環境倫理
Key Word(s) Environmental Science and Technology, ethics for engineers, ethics for environments
学習内容 技術者倫理(共生環境学科:2018)計画


1.はじめに
2-3. 社会的に有用で安全な商品・サービスを開発、提供し、消費者・顧
客の満足と信頼を獲得する。
〇三菱自動車リコール事件、タカタエアバッグ不良
4-5. 公正、透明、自由な競争ならびに適正な取引を行う。また、政治、
行政との健全かつ正常な関係を保つ。
〇森友事件、文部省天下り問題
6-7. 株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションを行い、企業情
報を積極的かつ公正に開示する。また、個人情報・顧客情報をはじ
めとする各種情報の保護・管理を徹底する。
〇ベネッセ個人情報遺漏事件、村上ファンド、ライブドア事件
8-9従業員の多様性、人格、個性を尊重するとともに、安全で働きやす
い環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現する。
〇電通過労死事件、週休3日制実施企業
10-11環境問題への取り組みは人類共通の課題であり、企業の存在と活動
に必須の要件として、主体的に行動する。
〇太陽光発電政策、二酸化炭素抑制
12. 「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動を行う。
〇企業メセナとしてのスポーツ振興、店舗周辺掃除、工場開放
13 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体とは
断固として対決し、関係遮断を徹底する。
〇暴力団との癒着、北朝鮮問題
14. 事業活動のグローバル化に対応し、各国・地域の法律の遵守、人権
を含む各種の国際規範の尊重はもとより、文化や慣習、ステークホ
ルダーの関心に配慮した経営を行って、当該国・地域の経済社会の
発展に貢献する。
〇フェアトレード、自動車部品の現地生産
15.まとめ
事前・事後学修の内容 グループを指定し、各内容について、実例を調べてくるように求める場合がある。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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