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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 生物圏生命科学特別講義Ⅰ | |
せいぶつけんせいめいかがくとくべつこうぎⅠ | ||
Special Lecture on Life Science I | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
生物資源学研究科で配布する平成30年度授業時間割(用紙)にて確認すること. |
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開講場所 | 開講教室は掲示等にて確認すること. | |
担当教員 | 石崎 松一郎(東京海洋大学学術研究院食品生産科学部門 准教授) 武藤 文人 (東海大学海洋学部 准教授) |
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ISHIZAKI, Shoichiro MUTO, Fumihito |
授業の概要 | 海洋生物を生化学資源および食資源として利用するためには,海洋生物が持つ各種生体成分の構造,機能ならびに特性を理解する必要がある.本講義では,海洋生物資源を原料素材として扱い,それらの特殊機能と生理活性物質について,最新の研究事例を通して概説する.また,魚類研究において基礎的な種の分類の必要性と,その手法,特に形態分類的な手法を教示する. |
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学習の目的 | 海洋生物が生産する多種多様な生体物質の化学的性状やその作用を理解した上で,海洋生物資源の望ましい活用方法を提示し,実践する能力の向上につなげる.また,魚類研究において基礎的な,種の分類方法について最新の知見を交えて講義し,特に形態による分類方法を魚類検索図鑑を用いて行う手法の習得を目的とする. |
学習の到達目標 | 最新の研究事例を通して,海洋生物を未利用の生化学資源および食資源として見つめ直し,さらなる先進的有効利用法を自ら提案できるようになる.また,魚類検索図鑑を用いて,魚類の種分類を行うことができるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 特に指定しないが,「講義資料」を配布して,それに準じて講義を進める. |
参考書 | 2~8回:講義中に適時紹介する. 9~15回:日本産魚類検索 全種の同定(中坊 徹次) |
成績評価方法と基準 | レポート100%(60%以上で合格) |
オフィスアワー | 2~8回:講義後,728号室.質問などはメールでも対応する.連絡窓口:柿沼 誠(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻 728号室) 9~15回:講義後,523号室.質問などはメールでも対応する.連絡窓口:金岩 稔(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻 523号室) |
受講要件 | 特になし. |
予め履修が望ましい科目 | 特になし. |
発展科目 | 生物圏生命科学特別講義Ⅱ |
授業改善への工夫 | 予備知識がなくても理解できるように,基本的なところから講義を始める.先端研究の紹介には,スライド資料や配布資料などを活用し,十分に理解できるように努める. |
その他 |
キーワード | 2~8回:魚介類アレルギー,機能性食品素材,生理活性物質,ヒトデ,タンパク質,色素. |
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Key Word(s) | 2~8:seafood allergy,functional food resources,bioactive substances,starfish,protein, pigment. |
学習内容 | 1.全体のガイダンス 2.伝統食品と機能性 3.魚介類アレルギーの最前線-アレルゲンの多様性 4.魚介類アレルギーの最前線-アレルゲン検知技術 5.未利用資源の有効活用に関するトッピックス紹介-魚類 6.未利用資源の有効活用に関するトッピックス紹介-棘皮動物 7.未利用資源の有効活用に関するトッピックス紹介-二枚貝 8.未利用資源の有効活用に関するトッピックス紹介-頭足類および甲殻類 9. 魚類とは 10. 魚類の分類手法について 11. 魚類検索図鑑とは? 12. 魚類検索図鑑の仕組み 13. 魚類検索図鑑を用いた種の分類方法 14. 魚類検索図鑑を用いた種の分類演習 15. 総合的なまとめ |
事前・事後学修の内容 | 集中講義のため,各回ごとに学習課題,予習・復習法を記すことはできないが,講義内容に関連する課題を選びレポートを課す. |
ナンバリングコード(試行) | BO-CHEM-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら