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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択
授業科目名 特殊講義[比較政治]
とくしゅこうぎ[ひかくせいじ]
comparative politics
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期集中

開講時間
開講場所

担当教員 藤井 篤

Atsushi FUJII

学習の目的と方法

授業の概要 比較政治学のさまざまなトピックをとりあげて、先進資本主義国の政治を比較検討するのが本講義の課題である。取り上げられる問題群として、自由民主主義体制、権威主義体制、執政制度、政党組織、政党システム、福祉レジームなどがある。事例としては西洋の大国だけでなく、スイス、オランダ、ベルギー、スウェーデンなど中小国、さらには日本を取り上げる。リンス、レイプハルト、デュヴェルジェ、サルトーリ、エスピン・アンデルセンらの理論を学ぶとともに、先進諸国の政治に共通性と際を発見することが目標である。
学習の目的 (1)比較政治学の学問的成立の背景と方法的特質を学ぶこと。
(2)現代先進社会の政治が抱える問題群の中から、共通性と差異を発見すること。
(3)そうした共通性や差異を説明する理論や概念を学ぶこと。
学習の到達目標 (1)比較政治学の方法について説明できる。
(2)先進国政治のトピックの持つ共通性と差異を発見できる。
(3)理論・概念を使って、その共通性や差異を説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 指定しない。
参考書 久保慶一ほか『比較政治の考え方』有斐閣。
建林正彦ほか『比較政治制度論』有斐閣。
新川敏光ほか『比較政治制度論』有斐閣。
成績評価方法と基準 試験による。試験時間は60分。電子機器以外は何でも持ち込み可。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 政治体制 自由民主主義 政党 政党システム 福祉国家
Key Word(s) political regime, liberal democracy, political party, party system, welfare state
学習内容 (1)比較政治学の成立と学的方法
(2)政治体制(1):自由民主主義体制(Ⅰ)
(3)政治体制(2):自由民主主義体制(Ⅱ)
(4)政治体制(3):全体主義体制と権威主義体制(Ⅰ)
(5)政治体制(4):全体主義体制と権威主義体制(Ⅱ)
(6)政治体制(5):執政制度の諸類型
(7)政治体制(6):多数決型民主主義と合意形成型民主主義(Ⅰ)
(8)政治体制(7):多数決型民主主義と合意形成型民主主義(Ⅱ)
(9)政党(1):政党組織の諸類型と動態
(10)政党(2):政党システムの諸類型と動態
(11)福祉政治(1)福祉レジームの諸類型
(12)福祉政治(2)北欧型福祉レジームの特質
(13)副政治(3)日本型福祉レジームの成立と変容
(14)まとめ(1)
(15)まとめ(2)
事前・事後学修の内容
ナンバリングコード(試行) HU-POLI-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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