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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・人文・社会系教育領域 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 国文学特論演習Ⅱ | |
こくぶんがくとくろんえんしゅうに | ||
Advanced Seminar on Japanese Literature 2 | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可, 自専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 自研究科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 受講者と相談して、他の曜日・コマに変更する場合がある。 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA, Takashi |
授業の概要 | ナラトロジーやカルチュラル・スタディーズなど、現代の批評理論を踏まえながら、同一のテクストを数回に分けて分析し、文学作品を多角的に考察する。 |
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学習の目的 | 文学作品の内容やそれを享受する読者の読みが多様化する中で、画一的な方法論にとらわれない柔軟な考察のスキルを身につける。 |
学習の到達目標 | 現代の批評理論の有効性を吟味し、文学作品を多角的に考察できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | テキストは授業で配布する。 |
参考書 | ・橋本陽介『ナラトロジー入門:プロップからジュネットまでの物語論』水声社、2014年7月刊 ・上野俊哉・毛利嘉孝『カルチュラル・スタディーズ入門』ちくま新書、2000年9月刊 ※その他は授業内で適宜提示する。 |
成績評価方法と基準 | 課題の達成状況および討論への積極的参加度50%+期末レポート50%=計100%(合計60%以上で合格) |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日と木曜日の昼休み(※その他の時間も相談に応じる) 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 初開講の授業のため、現時点で改善への工夫はない。 |
その他 |
キーワード | 日本近現代文学,批評理論 |
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Key Word(s) | Modern Japanese Literature, Literary Theory |
学習内容 | 第1回・第2回…イントロダクション:日本文学研究と方法論 第3回~第6回…太宰治「走れメロス」の分析 第7回~第10回…森鷗外「最後の一句」の分析 第11回~第14回…夏目漱石「夢十夜」の分析 第15回…中まとめ 第16回・第17回…前期の振り返りと課題作品の選定 第18回~第21回…井上ひさし「ナイン」(課題作品①)の分析 第22回~第25回…井伏鱒二「山椒魚」(課題作品②)の分析 第26回~第29回…梶井基次郎「檸檬」(課題作品③)の分析 第30回…総まとめ レポート提出 ※第18回以降の課題作品は一例であり、受講者と相談の上で決定する。 |
事前・事後学修の内容 | 毎回の授業時に指示する課題を必ず行うこと。 |
ナンバリングコード(試行) | ED-JLIT-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら