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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)社会科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 基本的人権論特講 | |
きほんてきじんけんろんとっこう | ||
Constitution (human rights) | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 内野 広大 | |
UCHINO, Kodai |
授業の概要 | 憲法(constitution)は、あなたの外にあってあなたを都合よく救ってくれるものではない。そして崇拝する対象でもない。それは、ほかならぬ「あなた」という実存の場を通じて、限定され創造されていくものである。 本特講では、憲法上の権利論の領域において、このように創造されていく憲法の姿を見ていくことにしたい。具体的には、まず、最高裁判所が形成してきた基本的な憲法判例の特徴を、地裁・高裁段階の判断あるいは先行する司法的先例と比較することで浮き彫りにし、次に、憲法判例と学説上の議論とを比較対照することで、憲法判例の背後にある「判例理論」を際立たせていく。 |
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学習の目的 | 判例理論を析出し、それに対して評価を加え、自らの見解を論理的に組み立てる姿勢を涵養する。 |
学習の到達目標 | ① 判決文がどのような構成をしているのかを知ることができる。 ② 憲法が実践の場で他の法分野とどのようにかかわり、どのようなかたちで訴訟上取り扱われているのかを体得することができる。 ③ 基本的な憲法判例の背後にある思考の仕方を習得することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | |
教科書 | |
参考書 | 戸松秀典=初宿正典『憲法判例〔第7版〕』(有斐閣、2014年) |
成績評価方法と基準 | 報告100% |
オフィスアワー | 毎週金曜日13:30~14:30 |
受講要件 | 自己の研究課題に真摯に向き合うこと。 |
予め履修が望ましい科目 | 共通教育科目(日本国憲法)・人文学部専門科目(憲法・憲法制度論) |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 専門知識がなくとも回答できる質問を講義者から発し、みなさんの回答を聞きつつ、理解度を確かめながら講義を進めます。 |
その他 |
キーワード | 自己 法の支配 憲法上の権利 判例理論 |
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Key Word(s) | Self, Rule of Law, Constitutional Rights, Doctrine intrinsic to Judicial precedents |
学習内容 | 第1回 ガイダンス 報告の仕方・形式を簡単に説明し、報告者が興味関心を抱いた憲法判例について聞き取りを行う。また、報告の順番を決める。なお、受講者数によってはグループによる報告の形態となりうるかもしれませんので、ご了承ください。 第2回~第15回 受講者による報告 主に次のような内容にかかわる憲法判例を検討する。 幸福追求権 法の下の平等 思想・良心・学問の自由 信教の自由と政教分離原則 表現の自由 経済的自由 生存権 教育を受ける権利 勤労者の基本的人権 適正手続を受ける権利と行政手続 人権の享有主体性 人権の妥当範囲 |
事前・事後学修の内容 | 憲法上の権利にかかわる最高裁判所の諸判例のなかから、あなたが興味関心を抱いたものを選択し、なぜあなたが興味関心を抱くに至ったのかを自らに問うてください。なお、戸松秀典=初宿正典『憲法判例〔第7版〕』(有斐閣、2014年)には多くの憲法判例が採録されており、検索には有益です。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-PULA-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら