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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 比較文化概論特講 II
ひかくぶんかがいろんとっこう
General Lecture on Comparative Culture II
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 グットマン・ティエリー

GUTHMANN, Thierry

guthmann-th@human.mie-u.ac.jp

学習の目的と方法

授業の概要 『日本人は「日本的」か』(杉本良夫/ロス・マオア)という図書を精読し、授業での発表・討論を通じてその図書を批評する。
学習の目的 本書を通して、日本社会・文化特殊論を超えて日本社会・文化の多様性・多次元性に気づく。
学習の到達目標
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 『日本人は「日本的」か』、杉本良夫/ロス・マオア、東洋経済新報社、1982年
参考書 授業の過程でその都度参考書を指摘する。
成績評価方法と基準 平常点50%、発表50%、計100%
オフィスアワー ほとんど毎日研究室に来ています(人文学部校舎3階)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 FD(Faculty Development)プログラム、学生の授業評価アンケートの結果、学生の発表内容を参考にし、常に改善に努めている。
その他

授業計画

キーワード 日本人論
Key Word(s) Theories/discussions about the Japanese
学習内容 第1回:「日本人論」に関する意見交換。各受講者が教材のいずれの箇所を担当するか選択した上で発表の順番を決める。
第2回~第14回:選択した箇所に関する発表や討論
第15回:14回までの授業の総合まとめを、教員や各受講生の個別発表を通じて行う 。
事前・事後学修の内容 教材の章立ては以下の通りである。

第1章:太平洋を囲む三角形の中で
第2章:世界的展望の中の日本人論
第3章:海外でのジャパノロジ-
第4章:日本での日本人論
第5章:同質同調論と分散対立論の分布
第6章:実証的観察による疑問
第7章:知識社会学から見た日本人論
第8章:比較社会学の方法論的基礎
第9章:日本人論の方法論的立脚点
第10章:方法論から見た同質同調論的日本人論
第11章:あべこべ日本人論
第12章:多元的階層モデルの構築
第13章:多元的階層モデルから見た日本の断面
第14章:民際的世界主義への展望

どの章をどの範囲で読むかを受講者と教員が話し合って決める。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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