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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 中国語学演習Ⅰ | |
ちゅうごくごがくえんしゅうⅠ | ||
Seminar in Chinese Linguistics Ⅰ | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 濱田武志(人文学部文化学科) | |
HAMADA, Takeshi |
授業の概要 | 本講義は、中国音韻学の近代的研究の嚆矢であるÉtudes sur la phonologie chinoise (Bernhard Karlgren(高本漢)著)の中国語訳『中国音韻学研究』を講読し、清代以前の音韻学研究と比較言語学とを総合する過程や論理を追う。 受講者には、担当箇所をまとめたレジュメの作成と、レジュメに基づく発表を課する。発表担当者以外の受講者には、あらかじめ文献を熟読したうえで授業に臨み、発表者と質疑を行うよう求める。 |
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学習の目的 | 中国音韻学研究の方法を習得する。 |
学習の到達目標 | 中国音韻学や、中国音韻学の知見を用いる様々な専門的研究について、検証したり批判したりする力をつける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 高本漢『中国音韻学研究』。扱う箇所は初回の授業で指示する。 |
参考書 | 必要に応じて授業中に紹介する。 |
成績評価方法と基準 | 担当箇所の発表による。 |
オフィスアワー | 月~金の授業・会議時間以外。要事前連絡。 |
受講要件 | 初級の中国語の未修者は、先に語学の講義を受けられたい。 |
予め履修が望ましい科目 | 中国語学演習A、中国語学演習B |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 入手しにくい参考文献や、Karlgrenの研究に対する重要な批判について、適宜案内する。 |
その他 |
キーワード | 中国音韻学、歴史言語学、比較言語学、方言学、音声学 |
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Key Word(s) | Chinese phonology, historical linguistics, comparative linguistics, dialectology, phonetics |
学習内容 | ① ガイダンス、担当決め ②~⑭ 講読 ⑮ まとめ 発表担当者は、担当箇所の内容をまとめたうえで、関連する研究を適宜引用・紹介する。単なる要約にとどまらずに、関連する先行研究を参照しつつ、補足・批判を行うこととする。 |
事前・事後学修の内容 | 議論を正確に理解するには、ただ単に自分の担当箇所のみを読みこむよりも、全体に目を通したり、自力で論文を渉猟したりと、遠回りに見える方法の方がかえって近道である。積極的な予習を推奨する。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら