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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 中国の言語A | |
ちゅうごくのげんごA | ||
Chinese Language A | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 中国の言語A | |
ちゅうごくのげんごA | ||
Chinese Language A | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 濱田武志(人文学部文化学科) | |
HAMADA, Takeshi |
授業の概要 | 東アジアの多くの言語は「漢字文化圏」に属しており、漢語系諸語(=中国語諸方言)を中心とする相互の影響関係を長期にわたり構築してきた。本講義は東アジア諸言語の歴史的関係を「漢字音」を通じて理解するための基礎知識を学ぶ。 |
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学習の目的 | 漢字および漢字音を通じた東アジア諸言語の歴史的関係の概略を把握する。 |
学習の到達目標 | 中国音韻学の基礎的概念を理解し、韻書・韻図などの音韻資料を自力で読むことができるようにする。 中古音の知識に基づいて、東アジア諸言語の漢字音の基本的な特徴を把握する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 必要に応じて授業中に資料を配布する。 |
参考書 | 必要に応じて授業中に紹介する。 |
成績評価方法と基準 | 授業参加および小テスト(30%)、期末試験(70%) |
オフィスアワー | 月~金の授業・会議時間以外。要事前連絡。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 異文化理解Ⅰ(中国語) |
発展科目 | 中国語学演習A、中国語学演習B、そのほかの「中国の言語」 |
授業改善への工夫 | 本講義は積み上げ式である。受講者の復習および思考訓練に資するべく、人数次第で、毎週の自主課題の出題または定期的小テストの何れかを行う。 |
その他 |
キーワード | 中国音韻学、中国語学、中古音、歴史言語学、音韻論、音声学、漢字音、漢字文化圏、東アジア諸言語 |
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Key Word(s) | Chinese phonology, Chinese linguistics, Ancient Chinese, historical linguistics, phonology, phonetics, pronunciation of Chinese characters, Chinese character cultural area, East Asian languages |
学習内容 | ① 漢字文化圏とは ②~⑦ 中国音韻学 ⑧~⑩ 漢語系諸語と中国音韻学 ⑪~⑭ 各国語の漢字音 ⑮ まとめ ⑯ 定期試験 ※本講義は、内容の性質上、中国語を学んだ経験のある学生を想定しているが、未習者の受講も歓迎する。その場合は、日本語や韓国朝鮮語、ベトナム語など、自分の知る言語の知識に基づいた積極的な授業参加を期待する。 |
事前・事後学修の内容 | 講義では資料や文献をごく一部しか提示することができない。特に音韻資料は、自分の目で当該文献の影印(写真)を確認することが望ましい。また、自主課題・小テストは各授業の基礎が出題される。誤答箇所は次回の授業までに復習し、理解の及ばない点があれば教員に質問するなどして、疑問をできるかぎり早く解消するように努められたい。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-ASOC2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら