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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ヨーロッパ・地中海思想演習 A
よーろっぱ・ちちゅうかいしそうえんしゅう A
Seminar in European Philosophy A
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ヨーロッパ・地中海思想演習 A
よーろっぱ・ちちゅうかいしそうえんしゅう A
Seminar in European Philosophy A
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 田中 綾乃

TANAKA, Ayano

学習の目的と方法

授業の概要 近代哲学の金字塔と言われるカント哲学を理解するために、カントの著作をじっくりと精読する。前期は、「人を助けるために嘘をつくことは可能か?」という問いを考えながら、カント倫理学の基礎を学ぶ。
学習の目的 難解だと言われるカントのテキストに対峙することで、テキストを深く読み込む読解力、物事を論理的に考える思考力、自分の考えを他者に伝えるためのコミュニケーション能力、そして、何より自分自身で考え抜くという哲学の基本的な態度を身につけることを目標とする。
学習の到達目標 カントのオリジナルテキストを読解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 カント『道徳形而上学の基礎づけ』宇都宮芳明訳(以文社)
御子柴善之『自分で考える勇気ーーカント哲学入門』(岩波ジュニア新書)
その他、随時、指示する。
参考書 黒崎政男『カント『純粋理性批判』入門』(講談社選書メチエ)
岩崎武雄『カント』(勁草書房)
石川文康『カント入門』(ちくま新書)
新田孝彦『入門講座 倫理学の視座』(世界思想社)
加藤尚武『現代倫理学入門』(講談社学術文庫)
その他、随時、指示する。
成績評価方法と基準 ゼミ発表、授業への積極的参加、レポートなどから総合的に評価する。
オフィスアワー 毎週水曜日12時〜13時
受講要件 演習であるので、受講者同士の自発的な対話、討論が求められる。
後期科目「ヨーロッパ・地中海思想演習B」を引き続き受講すること。
予め履修が望ましい科目 哲学・倫理学科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード カント、倫理学
Key Word(s) Immanuel Kant, Ethics
学習内容 第一回  イントロダクション
第二回  各回の担当者の決定、基礎的文献の紹介など

第三回目以降は、担当者の発表形式によって、ディスカッションを進める。

担当者は、担当箇所のレジュメを作成し、発表を行う。
それを踏まえて、参加者全員が議論、討論を行う。
事前・事後学修の内容 自分の担当箇所以外でも予習を行い、積極的に議論に参加すること。
指示した参考文献などにもよく目を通すこと。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR3

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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