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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 日独比較文化論
とくしゅこうぎ にちどくひかくぶんかろん
Comparative culture of Europe and Japan
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 日独比較文化論
とくしゅこうぎ にちどくひかくぶんかろん
Comparative culture of Europe and Japan
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所 人文学部専門校舎

担当教員 ヘルフェンベルガー ファビエン(非常勤講師)

HELFENBERGER, Fabienne

学習の目的と方法

授業の概要 この授業では、ヨーロッパ・日本の美術建築文化交流史について学びます。文化史において、ヨーロッパと日本は江戸時代から交流が深まり、一方、建築美術史において、現代までお互いに大きな影響を与え続けてきました。大きな歴史の流れの中で、代表的美術建築を取り上げ、各文化圏がお互いにどのように影響を与えたかを紐解いていきます。また、受講生は、建築美術の見方について学び、芸術作品に対する美的感覚も磨いていきます。授業の内容は美術史建築史の基礎を扱います。
学習の目的 この授業の目標は、ヨーロッパ・日本の美術建築文化交流史における代表的美術建築の基礎について学ぶことです。大きな歴史の流れだけではなく、実際に各文化圏がお互いにどのような影響を与え、また絵画や建造物をどう「観る・読み解く・語る」べきか、その方法について学びます。
学習の到達目標 この授業の到達目標は、ヨーロッパ・日本の美術建築文化交流史について学ぶことです。講義では、建築美術の見方や技法について学びながら、各文化圏がお互いにどのように影響を与えたかを見ていきます。
授業の進め方は、大きく時代順で行われます。伊勢神宮に始まり、日本や西洋の代表的美術建築を見ていき、最後に現代建築家の丹下健三とル・コルビジェを扱います。より理解を深めるために、実習編・応用編として、授業の一部ではディスカッションを行い、図面の書き方・読み方について学ぶとともに、授業で得た知識を応用し、作品を鑑賞します。グループ発表は、情報受信力および発信力・コミュニケーション力・プレゼンテーションの仕方(パワー・ポイントなどのビジュアル技術を利用)を鍛える機会にもなります。
最終試験の目的は、学んだことを定期的に復習し、知識の定着を高めることです。
なお、この授業では参考文献に日本語や英語の文献を用います。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 実習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業

教科書 毎週の資料(論文・ハンドアウトなど)をDropboxなどにアップロードします。そこからダウンロード及びプリントアウトして、授業に持参してください。
参考書 授業時に紹介します。
成績評価方法と基準 授業参加・小発表:50%、最終試験:50%
オフィスアワー 毎週月曜日(アポイントメントはメールでお願いします。)
受講要件 この授業は2年生以上を対象としています。日本語の資料に加えて、英語の文献を利用するため、英語の読解力をある程度必要とします。
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 受講者の人数・関心対象に応じて授業の進め方を調節します。
その他 参考書やインターネットサイトなどを適宜授業時に紹介します。

授業計画

キーワード 美術建築史、ヨーロッパ、スイス、ドイツ、ウィーン、フランス、日本
Key Word(s) Art, Architecture, Europe, Switzerland, Germany, Vienna, France, Japan
学習内容 第1回:オリエンテーション
    
第2〜4回「日本と西洋建築の見方編」
第2回:伊勢神宮                   
第3回:法隆寺                         
第4回:西洋建築

第5〜8回「日本と西洋絵画の見方編」                                     
第5回:絵画の見方Ⅰ                                                  
第6回:浮世絵と西洋版画                                                 
第7回:絵画の見方Ⅱ(美術館にて)                                            
第8回:小発表

第9〜14回「日本と西洋美術建築交流史」                             
第9回:ブルーノ・タウト、桂離宮、日光東照宮                            
第10回:明治時代・モダニズム                              
第11回:ジャポニズムⅠ                                           
第12回:ジャポニズムⅡ                                            
第13回:日本とウィーンの分離派                                          
第14回:メタボリズム:丹下健三とル・コルビジェ

第15回:まとめ              
第16回:最終試験
事前・事後学修の内容 毎週の予習としては、各テーマに応じた論文を読んでおく必要があります。授業の内容と、その際に出された宿題の論文やハンドアウトの内容が、最終試験の範囲になります。
また、クラスをグルーブに分け、グループでテーマを決めた後、グループのメンバーが発表の進め方についてお互いに相談し、小発表を行ってもらいます(学期半ば予定)。
ナンバリングコード(試行) HU-CLTR2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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