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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 法学A | |
ほうがくえー | ||
Law A | ||
授業テーマ | 裁判例で学ぶ法の世界 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 稲垣 朋子(人文学部) | |
INAGAKI, Tomoko |
授業の概要 | 本講義では、歴史に名を残す裁判、社会を動かしてきた裁判、時の裁判を取り上げる。このような裁判例の検討を通じて、法に馴染みのない学生にも法に対する知識・関心を高めてもらいたい。事件の内容を把握し、そこに潜む法的問題を抽出し、問題解決のためにとられた論理・方法を理解する。報告者による発表の後、問題整理を行ったうえで受講者全員で議論する形をとる。 |
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学習の目的 | 社会の重要な基盤のひとつである法に対する理解を深め、その役割をみる。そして、様々な角度からひとつの法的問題をみつめる。また、各自の専攻・関心領域と法の接点を見出し、現在学んでいる、あるいは今後学ぶ専攻分野の学習において、必要な際に本セミナーで培った能力を活かすことができるようにする。 |
学習の到達目標 | 法的思考の基礎を身につけ、社会で起こった事件、あるいは現在動いている事件から、何が法的に問題となるのかを簡潔に説明できることを目指す。それと同時に、他者に対し、自分の理解したことやわからないことを述べたり、考えていることを理由を示して説明したり、それを文章でわかりやすく表現することも到達目標である。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 特に指定しない。 |
参考書 | 適宜紹介する。 |
成績評価方法と基準 | 出席・受講態度20%、報告・討論への参加50%、リアクション・ペーパー(質問・感想記入用紙)の内容30% |
オフィスアワー | 木曜7・8時限 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 受講者の要望を聞いて対処する。 |
その他 |
キーワード | 事例学習、法的思考の基礎 |
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Key Word(s) | judicial precedent, legal mind |
学習内容 | 第1回 ガイダンス、文献調査の方法 報告の割当て、文献の調べ方、レジュメの書き方 第2回 法に関する予備学習 裁判例の読み方、基礎事項の確認 第3回~第14回 担当者による報告(30分程度)とそれに基づく議論 受講者の人数により、グループ報告となる場合もある。 今なお意義をもつ裁判や、社会で議論を呼んだ裁判、社会が動かしてきた裁判などを取り上げる。 たとえば、踏んだり蹴ったり判決(1952年)、安楽死事件(1962年)、隣人訴訟(1983年)、代理出産事件(2007年)、婚外子相続分裁判(2013年)、夫婦別姓訴訟(2015年)など。 民法・憲法に関するテーマを基本に考えているが、初回に受講者の興味・関心を聞きながらテーマを選定する。 第15回 まとめ これまでの総括 |
事前・事後学修の内容 | ・報告準備 事案をしっかり読み、その概要と問題点・疑問点をレジュメにわかりやすくまとめること。 ・他者の報告を聞き、議論するための準備 予備知識を進んで身につけて授業に臨むこと。議論に積極的に参加するための準備が求められる。 |
ナンバリングコード(試行) | LILAWS1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら