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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 哲学I | |
てつがく あい | ||
Philosophy I | ||
授業テーマ | ダーウィンと進化思想 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 小川 眞里子(非常勤講師) | |
OGAWA,Mariko |
授業の概要 | ダーウィンの名前は『種の起源』の著者としてよく知られていますが、ダーウィンその人について、またダーウィンの生きていた時代については、それほど知られていません。講義では、進化思想そのものの理解、それが誕生した時代背景やダーウィンがその思想に到達できた理由などについて解説し、一緒に考えてみたいと思います。あわせて、科学史という学問分野にも理解を深めてもらうことを狙いとしています。 |
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学習の目的 | 生物の進化について基本的な理解をもつこと。生物の進化は地球の進化と深くかかわり、総合的な視点からの考察が重要であることを知る。また、過去を知るための様々な科学技術についても理解できるようにしたい。『種の起源』の科学史的研究について知るとともに、ダーウィンが公表した『種の起源』以外の膨大な諸作についても、それらが彼の進化思想の中でどのような位置づけを得るものであるかを理解する。 進化論とキリスト教徒の軋轢は、漠然と知っていることでしょう。牧師を目指してケンブリッジ大学に入学したダーウィンが生物進化の理論を公表するにいたる苦悩と、自然神学の呪縛から抜け出す困難についても理解し、天文学にはじまる科学と宗教の闘いにおける進化論での一幕について理解を深める。 イギリス史をとりたてて学ぶ機会はなかなかないと思われるが、ダーウィンの生きたヴィクトリア時代について、おおまかな理解をもつこと。 |
学習の到達目標 | 生物が長い歴史の所産であることを見抜いたダーウィンの知的偉大さを認識し、進化論的なものの見方が様々な場面でできるようになる。 研究というものが、狭い専門分野のみにかかわることではなく、広く大きな知的営みから、長い年月をかけて生み出されるものであることが理解できる。粘り強く取り組むことの重要さに気づき、自らもその実践をめざして、レポートや卒論、または卒業実験に取り組めるようになる。 自分自身についても、長い進化の所産であることを自覚し、命を大切にしてほしい。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 特に指定しません。 |
参考書 | 小川眞里子『甦るダーウィン』2003年、岩波書店 |
成績評価方法と基準 | 講義でコメント用紙の記載と提出を課している。その集計による成績を重視する。授業の終盤に小レポートを課す。欠席は3回までを可とし、4回以上となった場合は期末試験の受験資格を失うものとする。 |
オフィスアワー | 非常勤なので特にもうけませんが、講義が3-4限なので、昼食時間にまたがって話を聞くことは可能です。 |
受講要件 | 特にありません。 |
予め履修が望ましい科目 | 特に指定しませんが、自然観察の哲学については、前期の哲学Iが関係します。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 可能な限りコメント用紙には回答し、返却する。 |
その他 |
キーワード | チャールズ・ダーウィン、進化論、生命の歴史、ヴィクトリア時代、自然神学 |
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Key Word(s) | Charles Dawin,evolutionary theory,history of life,Victorian age,natural theology |
学習内容 | 第1回:講義の概要について説明する。 第2回:生命の進化と地球の歴史について概要を解説する。 第3回:地球の歴史と関連してDVDを視聴し、ディスカッションを行う。 第4回:地球の歴史と関連してDVDを視聴し、ディスカッションを行う。 第5回:皆さんのコメントについて。ダーウィンという人物について解説する。 第6回:ヴィクトリア時代を知ろう。ダーウィンの生きた時代背景を理解する。 第7回:ダーウィンの進化論の本質部分は何か。『種の起源』に即して。 第8回:生命の進化について基本的な知識を得る。 第9回:生命の進化について基本的な知識を得る。 第10回:生命の進化について基本的な知識を得る。 第11回:生命の進化について基本的な知識を得る。 第12回:皆さんのコメントについて。地球の歴史46億年を、実際に巻物を広げることによって実感しよう。 第13回:『種の起源』がもたらしたインパクト。自然神学とダーウィン。 第14回:日本における進化論の受容。進化という言葉。文明史におけるダーウィンの評価。 第15回:全体のまとめを行う。 |
事前・事後学修の内容 | 特に大変な予習や復習を求めることはありませんが、充実したコメント用紙の提出は重要です。まずは欠席することなく講義に出席することです。 |
ナンバリングコード(試行) | LIPHIL1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら