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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 選択
授業科目名 経済学G
けいざいがくじー
Economics G
授業テーマ 観光と環境の経済学
単位数 2 単位
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 木曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 朝日 幸代(人文学部)

ASAHI, Sachiyo

学習の目的と方法

授業の概要 観光は経済活動の1つであることから、観光と環境の関係は環境経済学を理解することが重要になる。そのため、本授業は環境経済学の考え方を中心に取り扱う。
観光資源は、自然環境を基盤とした自然資本、長い歴史を含む文化によって人間がつくりだした文化資本、近年の社会的ニーズによってつくりだされた民間資本などがあり、様々な形成過程や特徴がある。これら資本に対する経済学理論による捉え方を講義する。さらに自然環境および環境問題の保全政策や環境評価、観光資源となる文化資本の価値を理解する内容を提示した上で、日本の各地域および海外の観光資源として環境政策や環境への取り組みを利用した事例を紹介する。また、観光と環境に関する世界遺産等の映像によって、様々な観光資源を見る機会を増やす予定である。講義は講義ノートのプリントと資料によってすすめる。
なお、本講義は三重創生ファンタジスタ教養教育機構、地域志向の対象科目である。
学習の目的 経済学の外部性の観点で環境を捉え、観光政策の重要性を理解すること、さらに環境政策の観光への適用を学ぶことにより、観光資源を多様な側面で理解する。地域の資源を理解する。
学習の到達目標 外部性を理解し、環境問題を説明する知識を得る。また、地域の文化資源や自然環境資源を理解する。環境政策の観光への適用事例を説明できるようになる。環境問題の解決策や観光政策で必要とされる要素について自分の意見を述べることができる。
日常生活の環境問題や環境政策、さらに現在の観光の状況、環境政策、地域の問題に関心をもつことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 配布資料を用いる
参考書 観光マーケティング―理論と実際―,長谷政弘,同文舘,1998年
都市再生を考える,植田和弘他,岩波書店,2004年
公共経済学入門,西垣泰幸 編著,八千代出版,2003年
文化経済学入門,デイビット・スロスビー,日本経済新聞社,2003年
成績評価方法と基準 出席点30%、小テスト・講義内でのレポート20%、期末試験50%、計100%
オフィスアワー 日時:毎週木曜日5.6時限
場所:人文学部棟5F朝日研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他 積極的な講義の参加を期待しています。尚、講義に出席せずに、試験およびレポートの提出は、講義で理解したことを評価することができません。本講義の単位をとるには出席が不可欠です。この点を理解した上で、受講して下さい。
本講義は三重創生ファンタジスタ教養教育機構、地域志向の対象科目である。

授業計画

キーワード 経済学、環境経済学、外部性、環境政策、公共財、地域資源
Key Word(s) Economics, Environmental economics, Externality, Environmental policy, Public goods, Regional resources
学習内容 <第1週> イントロダクション
<第2週> 経済活動と資源
<第3週> 経済と環境の関係 
<第4週> 経済と環境、観光の関係
<第5週> 資本の定義と役割 観光資源と環境資源
<第6週> 環境と経済の持続可能性
<第7週> 外部性の考え方(1)
<第8週> 外部性の考え方(2)
<第9週> 外部性の考え方(3)
<第10週>環境政策の考え方(1) 直接規制
<第11週> 環境政策の考え方(2) 四日市公害の事例紹介  
<第12週> 観光デザインの要素
新しい観光のコンセプト 環境保全型の観光  
<第13週> 環境評価方法  
<第14週> 観光の便益と費用(1)
<第15週> 観光の便益と費用(2)
事前・事後学修の内容 学習内容のトピックスに関連する箇所について、講義時に指示する課題等に取り組むこと。
ナンバリングコード(試行) LIECON1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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