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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 日本文学演習F | |
にほんぶんがくえんしゅう えふ | ||
Seminar in Japanese Literature F | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 日本文学演習F | |
にほんぶんがくえんしゅう えふ | ||
Seminar in Japanese Literature F | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 吉丸 雄哉(人文学部) | |
YOSHIMARU,Katsuya |
授業の概要 | 前期に引き続き、山東京伝『百人一首和歌始衣抄』(天明7年(1787))を読む。『百人一首和歌始衣抄』は百人一首のうち18首の和歌にこじつけの解釈をほどこした滑稽な戯作本である。グループを作り、分担して、正しい解釈や作者の伝記や古注釈の報告につづけて、各歌の注釈、訳、分析を行う。翻刻は存在する。 |
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学習の目的 | 百人一首についての正しい知識を得る。和歌の特徴を知る。江戸戯作の手法であるちゃかしやうがちなどの特徴を知る。 |
学習の到達目標 | 作品の読解を通して,近世文学の調査に関する基礎的方法を身につける。また,江戸時代の文化や習俗に関する知識を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | 使用しません。影印を配布します。 |
参考書 | 尾崎雅嘉『百人一首一夕話』(岩波文庫)、武藤禎夫編『百人一首戯作集』(古典文庫)、『原色 小倉百人一首 』(シグマベスト、文英堂)、谷知子『百人一首』(角川ビギナーズクラシック)、渡部泰明『和歌のルール』 (笠間書院) |
成績評価方法と基準 | 演習での発表で七割。期末レポートで三割。 |
オフィスアワー | 火曜日の昼休み。長い時間が必要なものはメールにて相談のこと。おおよそ、木曜日の午後が空いています。 |
受講要件 | 日本古典文法の知識。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 | 時代背景のため、現代の人権意識と照らし合わせて、差別的な表現を見る可能性があることを了解したうえで受講のこと。 |
キーワード | 近世文学, 和歌 |
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Key Word(s) | Early modern Japanese literature, Traditional Japanese poem of thirty-one syllables |
学習内容 | 1回 概説 (近世文学の特徴、百人一首と戯作の説明。授業の進め方、 成績評価の方法など、資料配付) 2回 近世文学研究の方法について (基本参考書の紹介、資料の集め方など) 3回 発表資料作成について(翻刻、注釈、現代語訳のやりかた) 4回から14回までは、学生分担による発表 15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 発表担当者以外も作品を読んで、注釈や現代語訳について考えるように。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら