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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境システム学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 選択科目:地球環境プロ指定科目 |
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授業科目名 | Future Earth (E) | |
ふゅーちゃー・あーすがく | ||
Future Earth Science | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
自研究科の学生の受講可, 他学科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 | ||
開講時間 |
水曜日 1, 2時限 生物資源学部で配布する、平成29年度授業時間割(用紙)にて確認すること。 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 飯島慈裕(生物資源学研究科共生環境学専攻) | |
Yoshihiro Iijima |
授業の概要 | 21世紀の現在、人間活動による地球環境の大幅な改変は、人間の生存に重大な影響をすでにもたらしつつあり、今後社会が一体となって、これまでの人間活動の結果を内省しつつ、将来の環境問題にどのように対処していくべきかを本気で考え、行動する時代に突入しています。フューチャー・アース(Future Earth)とは、それを学術・研究分野のみならず、社会全体で包摂して取り組む世界的なプログラムを表す言葉です。この授業では、地球規模から地域までの環境問題のつながりを理解した上で、直面する環境変化と人間の持続可能性について相互に議論を重ねながら、問題解決の糸口を探求します。 |
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学習の目的 | 将来の地球環境変化に対応した問題解決に向けて、大学での専門知識や技術と社会とがどのように協働していくべきかを深く考え、実行にむけた共同作業を立案するための考え方の習得をめざします。短期(長くても数年)での成果や方策に傾きがちな世間の出口志向に対して、地球環境変動の時間スケール(向こう10~30年)を常に提示し、地球生命圏で起こりえる変化や、その脆弱性、可塑性を議論できるようになることが重要です。 また、人間社会の環境変化に対する諸課題の現地での対策を考える上で、国内外問わず伝統知(traditional indigenous knowledge)と現代科学のすり合わせは、地球環境研究の成果をより浸透させる上で有効かつ必要な知的作業です。その具体例として、国内外での学際研究を紹介し、その着眼点や、到達点を理解します。 |
学習の到達目標 | 現在の地球環境変化と人間活動の持続可能性の実態と問題点を理解する。 地球規模と地域の環境問題のつながりを理解する。 日本が取り組むべき、フューチャー・アースの課題を議論し、その結果を取りまとめて示す能力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | PBL グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | |
参考書 | 「地球のからくり」に挑む(新潮新書)、都市をたたむ(花伝社)、農山村は消滅しない(岩波新書)、人が死なない防災(集英社新書) |
成績評価方法と基準 | 授業中の小レポート20%、グループ討論でのレポートと発表80% 計100%。(合計が60%以上で合格) |
オフィスアワー | 講義後12時まで:場所330号室:事前にメールまたは教官に問い合わせること。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | リモートセンシング |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 地球環境、持続可能性、脆弱性、超学際 |
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Key Word(s) | global environment, sustainability, vulnerability, trans-disciplinary |
学習内容 | ガイダンス(地球と日本の将来とは) フューチャー・アースの考え方 地球規模の環境から考える(地球の定員とエネルギー) 地球規模の環境から考える(人類・農業・物質循環) 地球規模の環境から考える(Planetary Boundaryとしての窒素循環) 地球規模の環境から考える(地球温暖化の理解) 地球規模の環境から考える(地球温暖化懐疑論の理解) 地球規模の環境から考える(人類の発展と将来) 地球規模の環境から考える(Gapminderから見えてくるもの) 日本の環境から考える(日本の都市と人口) 日本の環境から考える(日本のスポンジ化と将来) 日本の環境から考える(日本の農山村は消滅する・しない?) 日本の環境から考える(日本の地域づくり・100年時代に向けて) まとめの議論 最終レポートの作成 |
事前・事後学修の内容 | 毎回の授業中に、課題を提示するので、それらをまとめる作業を行い発表する。授業の配布資料と講義内容をよく読み、グループ議論に活発に参加すること。参考文献、授業中に紹介する引用文献にも積極的に触れること。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-ENVS-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら