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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・人間発達科学に関する専門科目(D類) | |
科目名 | 日本語教育コース基本科目 | |
にほんごきょういくこーすきほんかもく | ||
受講対象学生 |
教育学部, D 類 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 4年次 67 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 言語表現と非言語表現 | |
げんごひょうげんとひげんごひょうげん | ||
Verbal and Non-Verval Expression | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 4年次 ~66 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択 |
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授業科目名 | 言語表現と非言語表現(音楽) | |
ゲンゴヒョウゲントヒゲンゴヒョウゲン | ||
Verbal and Non-Verbal Expression | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 山田康彦 | |
YAMADA,Yasuhiko |
授業の概要 | 人間の表現は、未分化な段階を経て「言語的コミュニケーション」と様々な「非言語的コミュニケ−ション」に分化していく。それは、表出から表現へ変容・発展すること、あるいは様々な文化形態を獲得していくことともとらえることができる。その過程は人間にとって進歩であるということができる。しかし同時に2つの問題を抱えることにもなる。一つは、様々なコミュニケーション文化間の相違や切断が深まり、支配及び被支配関係が生まれ、本来の総合性が失われることである。二つ目は、現代の社会システムによって、そうしたコミュニケーション諸文化が支配あるいは管理されていくことである。 そこでこの授業科目では、こうした「言語的コミュニケーション」と様々な「非言語的コミュニケ−ション」が未分化な段階から様々な文化に分化していくプロセスとそれぞれのコミュニケーション文化の違いを体験的に理解すること、現代の文化的支配の諸相を理解し、それを転換する「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケ−ション」のあり方を実践的に探求する。 |
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学習の目的 | 第1の目的は、「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケ−ション」の未分化な段階から発生から様々な文化に分化していくプロセスとそれぞれのコミュニケーション文化の違いを体験的に理解することである。 第2の目的は、現代の文化的支配の諸相を理解し、それを転換する「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケ−ション」のあり方を実践的に探求することである。 |
学習の到達目標 | 第1の目標は、「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケ−ション」の未分化な段階の表現を体験し、表現の未分化性や相互性を理解できるようになることである。 第2の目標は、「言語的コミュニケーション」と身体や美術などの「非言語的コミュニケ−ション」の様々な形態を体験し、それぞれのコミュニケーション文化の違いを認識できるようになることである。 第3の目標は、様々な事例や事象から現代の文化的支配の諸相について知ることである。 第4の目標は、様々なコミュニケーション文化間の分断と支配を転換する「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケ−ション」のあり方を自然性と相互性の観点から実践的に考察できるようなることである。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 必要な資料を随時配布する。 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 毎回の省察80% レポート20% |
オフィスアワー | 毎週水曜日10:30ー12:00 教育学部2号館2階山田研究室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | アートワーク |
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Key Word(s) | Art Work |
学習内容 | 第1回:現代文化と言語的コミュニケーション(声) 第2回:現代文化と非言語的コミュニケ−ション①(視ること) 第3回:現代文化と非言語的コミュニケ−ション①(身体) 第4回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性①見ないで画く 第5回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性②スクリブル 第6回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性③声を届ける 第7回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性④メイク・ザ・シェイプ 第8回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ション文化の理解①出会いのワーク 第9回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ション文化の理解②メイク・ザ・シーン 第10回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ション文化の理解③点による表現 第11回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く①対話による表現(樹) 第12回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く②連歌 第13回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く③クリエイティヴ・ダンス 第14回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く④ドット絵をつなげる 第15回:全体の振り返り |
事前・事後学修の内容 | 第1回:現代文化と言語的コミュニケーション(声)に関する小レポート 第2回:現代文化と非言語的コミュニケ−ション①(視ること)に関する小レポート 第3回:現代文化と非言語的コミュニケ−ション①(身体)に関する小レポート 第4回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性①見ないで画くに関する小レポート 第5回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性②スクリブルに関する小レポート 第6回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性③声を届けるに関する小レポート 第7回:コミュニケーション文化の未分化性の体験的理解と可能性④メイク・ザ・シェイプに関する小レポート 第8回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ション文化の理解①出会いのワークに関する小レポート 第9回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ション文化の理解②メイク・ザ・シーンに関する小レポート 第10回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ション文化の理解③点による表現に関する小レポート 第11回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く①対話による表現(樹)に関する小レポート 第12回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く②連歌に関する小レポート 第13回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く③クリエイティヴ・ダンスに関する小レポート 第14回:言語的コミュニケーション文化と非言語的コミュニケ−ションの相互性を開く④ドット絵をつなげるに関する小レポート 第15回:全体の振り返りに関するまとめレポート |
ナンバリングコード(試行) | ED-SCLC-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら