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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 小学校の教科の指導法
しょうがっこうのきょうかのしどうほう
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~69 期生
卒業要件の種別 必修
AⅠ類、AⅢ類(特別支援・小学校)は必修
授業科目名 家庭教材研究
かていきょうざいけんきゅう
Study on Teaching Materials of Home Economics
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所 教育学部1号館

担当教員 駒田聡子(皇學館大學 教育学部)

KOMADA Akiko

学習の目的と方法

授業の概要 ・小学校家庭科の教科の目標・学習内容・学習の方法の特徴について理解する。すなわち、なぜ家庭科を小学校で教えるのか、何を教えるのかについて検定教科書や学習指導要領を基にしながら具体的に理解をする。さらに家庭科の教科指導ができる実践能力を育むための習得方法として、実践的・体験的活動を重視する教科の特徴を踏まえ、調理実習や被服実習などの実習を行い、それを通じて家庭生活を営むために必要な知識と技能・技術を養う。また、衣・食・住・消費生活にかかわる自身の生活を振り返り、そこから課題を見いだす演習を行うことにより、身の回りの生活課題に気付き自身の生活をよりよくしようとする姿勢を育む具体的教授方法案が立てられるようにする。
学習の目的 ・小学校家庭科の教科の目的・学習内容・さらには学びの特徴である実践的・体験的活動について理解をする。その上で、被服実習・調理実習などの実践を通じて学びを具体的に深めることにより、実践的・体験的活動が展開できる資質を育む。最終的には、学んだ知識や身に付けた技能、生活の中の気付きを活かして指導案を立て、教科指導・授業運営ができるようになる。
学習の到達目標 1)家庭科の教科の目標・学習内容・学びの特徴を知る。2)家庭生活に必要な、被服管理(洗濯など)、基礎縫い・ミシンを使った小物作り、一食を整える、ご飯・みそ汁などの調理、住居の管理(掃除・整理)などの技術を身に付ける。3)生活の中の課題に気付き、解決策が立てられる。4)1)~3)を活かし、授業計画・指導案が立てられるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

・教育実践力養成のために、常に「なぜそなのか」という理論を学ぶ姿勢と、具体的児童の姿を描き「児童を惹きつける雑学も含めた知識を高めること」「授業運営のあり方を工夫すること」を常に意識しなら、授業に臨むこと。

授業の方法 講義 演習

授業の特徴 PBL

教科書 検定教科書「わたしたちの家庭科」(開隆堂)
参考書 「学習指導要領解説 家庭編」東洋館出版      
「授業力アップ 家庭科の授業」鶴田敦子ほか 
日本標準「家庭科の授業」家庭科教育研究者連盟編 大月書店    その他、適宜紹介する                            
成績評価方法と基準 授業への参加度・態度・積極性30%、レポート・作品40%、期末試験30% 計100%、70%以上で合格
オフィスアワー 毎週金曜日10時20分~10時30分 
場所:家政・消費生活科学実習室(PBL教室4)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他 被服実習小物作り教材、エプロン製作、調理実習(3回予定)食材費は、実費負担(全て合わせて約1,500円)
2~4年次に履修。教室等の都合により受講制限を行う場合がある。

授業計画

キーワード 1)衣・食・住 2)実践的・体験的活動 3)実践的態度
Key Word(s) 1)Clothing, food and housing 2)Practical and experiential activities 3)Practical atitude
学習内容 第1回 家庭科の目標、内容、教授方法の特徴について知る 
第2回 演習を通じ、家庭科の評価の方法を知る 
第3回 繊維の特徴と、被服管理の意義方法を知る 
第4回 被服製作に必要な物品の名前、その管理、基礎縫いについて学ぶ 
第5回 小物作り(手縫い) 
第6回 ミシンの仕組みを知る 
第7回 エプロン製作 
第8回 エプロン製作 
第9回 栄養素の働き・一食の整え方 
第10回 自分の食生活を振り返る 
第11回 ご飯・みそ汁作り 
第12回 行事食作り 
第13回 作ってみよう、楽しいお菓子作り 
第14回 自身の生活の課題を探し、その解決方法を考える 
第15回 授業全体のまとめ
事前・事後学修の内容 第1回 第2回 事前:学習指導要領解説、小学校家庭科教科書を読む、事後:学んだ内容をまとめる  
第3回、第4回 事前:教科書で、被服管理の方法、繊維の種類を調べる 事後:振り返りの演習シートを行う  
第5回から第8回 事前:被服に関係する教科書、学習指導要領を読み、何を学ぶのかを知る 事後:各回の振り返りシートをまとめる 
第9回から第13回 事前:食に関係する教科書、学習指導要領を読み、何を学ぶのかを知る 事後:各回の振り返りシートをまとめる、実習の記録をまとめる  
第14回 第15回 事前:事前に配布された課題シートを行う 事後:授業内容を基に振り返りシートを完成(反省・気付きを記載)
ナンバリングコード(試行) ED-EDUC-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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