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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 応用地形学分野で修士論文を作成する学生のみを対象とする |
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選択・必修 | 選択必修 応用地形学分野の学生は必須 |
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授業科目名 | 応用地形学演習 | |
おうようちけいがくえんしゅう | ||
Seminar on Applied Geomorphology | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 後期 |
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開講場所 | 生物資源学部建物3階337室。 | |
担当教員 | 春山 成子(生物資源学研究科共生環境学専攻) | |
Haruyama Shigeko |
授業の概要 | 環境解析解析、地形学などの基礎的な知識の上に立って応用地形学を理解し受講する学生が応用地形学的な体系の中で論文を読みこなし、研究論文を執筆できるようにする。このため、日本およびモンスーンアジアの河川流域の地形を理解し、流域管理の手法、土地利用・土地被覆変化を踏まえた土地利用計画を考える際に必要な社会的調査手法・地形環境調査手法を習得して、調査結果を分析する方法について英文で書かれた研究論文を読みこなし、発表を行い、研究を推進していくための演習を行う。 |
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学習の目的 | 受講生は英文で記載されたモンスーンアジアの河川流域の地形学の研究論文を読みこなすことができるようになり、応用地形学として流域の地形と土地利用・土地被覆変化との応答について理解し分析ができるようになることが目的である。また、受講生の修士課程の研究論文作成にあたり、その研究内容に即した調査方法を勘案し、分析方法を理解し、応用できるようにする。これらを踏まえて、研究・解析にかかわる素養を身につけることが目的である。 |
学習の到達目標 | 受講生は英文の応用地形学の文献を読みこなすことができるようになる。モンスーンアジアにおける地形学英文研究論文を批判的に読むことができる。応用地形学を素養として土地利用・土地被覆変化が現代社会でどのような問題を提議するかを分析できるようになる。修士課程の研究論文作成にあたり研究内容に即した調査・分析方法を理解して実践できるようにする。自然現象と社会現象の相関関係を理解し地形構造をし点とした解析手法を会得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | PBL |
教科書 | Landforming(Horst, Wily), Geomorphic Hazard(Olav, Wily),Geomorphology(Journal), Geograpjycal Review(Jounal) |
参考書 | Jounal of Geography, Jounal of geomophology, Jounal of Holocene,第四紀研究(雑誌) |
成績評価方法と基準 | レポート50%、口頭発表とデスカッション50%、系100%。合格は60%以上。 |
オフィスアワー | 水曜日、木曜日の昼休み時間(12:00-13:00)に生物資源学部3階、春山研究室ないにおいて。 |
受講要件 | 現地調査に危険が伴うので、学生教育研究災害障害保健には必ず加入すること |
予め履修が望ましい科目 | 地形学、地域環境デザイン学、応用地形学特論など |
発展科目 | 特になし |
授業改善への工夫 | 英文で記載された論文を読みこなせることができるように工夫する。 |
その他 | 積極的に関係する英文の論文を読んでいただきたい。 |
キーワード | 地形学、応用地形学、土地被覆変化、土地利用変化、流域管理、防災、災害軽減、持続性、開発、氾濫原管理 |
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Key Word(s) | Geomorphology, Applied Geomophology, Land cover change,Land cover change, Watershid management, disaster prevention, Mitigation,sustainability, development, floodplain management |
学習内容 | 1. 演習とは何か、演習の構造にかかわる議論、2.英文文献の検索手法とその演習、3.モンスーンアジア巨大河川の応用地形学理解、4.巨大河川の土地利用・土地利用変化を研究対象として考える、5.地形分類図を作成し災害ゾーニングを行う手法を自ら理解する、6.防災アセスメントの手法を理解する、7.完新世の自然環境変化と人為の環境変貌との時間軸を理解する、8.人間活動のインパクトの評価を理解する、9.環境地形学的視点による環境変動解析手法習得、10.災害軽減にむけた土地利用計画を参考文献としてレポート作成、11.参加学生の応用地形学分野の英文文献を用いた報告、12.受講生のモンスーンアジアの応用地形学の英文文献を用いた報告、13.受講生の各自の研究課題を設定し、研究課題の妥当性の議論、14.受講生の各自の研究課題の再設定とその課題、研究手法の妥当性の議論、15.受講生の各自の研究課題と分析手法、解析手法の妥当性の議論、16.受講生の各自に修士論文作成にかかわる口頭発表を行う。 |
事前・事後学修の内容 | 各受講学生の修士課程の研究論文の作成をスムーズに行うために、既往研究の検索を主に、英文研究報告の検索ができるように、受講生は各自、図書館を利用し、また、各学会のHPから研究論文を読み、これらを研究室に置いて既往研究として取りまとめ、レポートをできるように準備する。応用地形学的視点と持ち、土地利用変化を研究対象として考えることができるようになるように、各自が、空中写真を分析して、研究大正地域の地形分類図を作成し災害ゾーニングまでを演習開始まで行っておくことを課題とする。また、地形分類図、土地条件図などを読みこなし、受講生各自が作成できるように演習時間以前に準備学習を行う。また、演習後に復習を行う。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-AGRI-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら