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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命科学科・応用生命化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
応用生命コース推奨科目
授業科目名 応用酵素化学
おうようこそかがく
Enzymatic Chemistry
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 苅田 修一(生物資源学研究科)

KARITA, Shuichi

学習の目的と方法

授業の概要 酵素の様々な利用について、商業レベル、工業レベルで理解することを目的とし,次のことを教授する。酵素の生産について、工業レベルでの生産、抽出、分離について理論を学ぶ。これに基づき、実際にすでに商品化されている例を紹介しながら、食品加工、工業利用、医薬品利用、遺伝子工学試薬利用における酵素の利用方法を学習する。農業教科・微生物利用に該当し、特に(3)微生物の代謝とその利用における酵素の一般的性質、酵素の分類と種類、酵素の利用について学習する。
学習の目的 微生物が生産する酵素について学習し、酵素の特性、酵素の種類、酵素の役割、酵素利用における利点など、酵素について理解できるようにする。これにより、食品製造における食品加工の原理での生物学的な作用による加工、食品化学における食品成分の変化、微生物利用における微生物代謝とその利用について理解する。
学習の到達目標 酵素に対する正しい理解と知識を持ち合わせ、酵素を扱い、利用するに必要な知識を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 グループ学習の要素を加えた授業 Moodle

教科書
参考書 酵素応用の知識、小巻利章著 幸書房
成績評価方法と基準 期末試験の成績により評価する。期末試験100%
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 微生物学、微生物利用学、生化学I、生化学II
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 酵素、生体触媒、食品、バイオテクノロジー、タンパク質、タンパク質構造、反応速度、反応機構、アミノ酸残基
Key Word(s) enzyme, bio-catalyst, food process, biotechnology, protein, protein structure, kinetics, mechanism, amino acid residues,
学習内容 第1回:酵素とは何か、触媒反応、基質特異性、アロステリック効果
第2回:酵素の分類、ECナンバー、作用による6つの分類、酵素の名称、構造によるファミリー
第3回:酵素の反応速度、自由エネルギー変化、平衡反応
第4回:酵素の応用1、メディカル分野、研究用酵素、診断用酵素、産業用酵素、洗剤用酵素
第5回:酵素の応用2、飼料用酵素、製紙用酵素、半導体排水処理酵素、糖質加工用酵素
第6回:糖質関連酵素、デンプン加工における酵素利用
第7回:糖質関連酵素、バイオマス利用
第8回:タンパク質分解酵素の利用、調味液製造
第9回:リパーゼとエステラーゼ、脂肪酸交換
第10回:酵素を使用した測定法、酵素定量法、
第11回:研究で使用する酵素1、核酸関連酵素
第12回:研究で使用する酵素2、DNA関連酵素
第13回:固定化酵素、酵素チップ、診断装置
第14回:酵素阻害剤の活用
第15回:食品添加用酵素の活用
定期試験
事前・事後学修の内容 毎回、課題を課すので、これを提出すること。
ナンバリングコード(試行) BO-CHEM-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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