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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命科学科・海洋生物科学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択科目:海洋生産プロ指定科目
授業科目名 海洋総合航海実習
かいようそうごうこうかいじっしゅう
Onboard Training of Fisheries Sciences
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期集中

開講時間
開講場所

担当教員 前川陽一(附属教育研究施設)、中村亨(附属教育研究施設)

MAEKAWA Yoichi, NAKAMURA Toru

学習の目的と方法

授業の概要 勢水丸に乗船し、多種多様な漁具(カイト式LCネット、イカ手釣りなど)での試験操業と海洋観測を実施します。採集試料は、種同定、体長・重量計測を行い、そのデータは集計・整理し資源解析試料とします。寄港地では漁業・水産関連施設の見学を実施します。
学習の目的 これまでの実習を基にした総合的な実習です。船内生活から外洋航行、海洋観測、生物採集、データ解析等に至るまでの様々なことを通じて、この先の研究、調査活動につながることを目的とします。
学習の到達目標 操業海域では様々な手法を用いての生物採集、海洋観測などを通じて情報を収集し、資料整理、資源量計算、データ解析をおこなう力を身につけます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目
対象の学生は卒業した。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 実習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 特になし
参考書
成績評価方法と基準 実習作業への取り組み(80%)、レポート(20%)
オフィスアワー 松阪港停泊中は電話及び訪船可。(土日を除き08:30~12:00、Eメールも可)
詳細はガイダンス時に連絡します。
受講要件 生物圏生命科学科の海洋生産学プログラムおよび水圏増殖学プログラムの受講者は受講以前に勢水丸での「乗船実習」「海洋観測航海実習」を履修していること。生物圏生命科学科の海洋生産学プログラムおよび水圏増殖学プログラム以外の受講者は勢水丸への乗船経験があることが望ましい。
学生教育研究災害保険または生協の保険に加入して下さい。当年度内の健康診断にて欠格事由のない健康な者に限ります。
予め履修が望ましい科目 生物圏生命科学概論、乗船実習、海洋観測航海実習、海事概論
発展科目 紀伊黒潮流域圏航海実習、卒業研究
授業改善への工夫 航海期間中は気象・海象による船体動揺の軽減に努め効果的な実施を図ります。また、勢水丸で採集した魚類集の改訂(充実)や種判別・雌雄判別を行うための試料の改訂を行います。
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学習要項で確認してください)
内容は天候によって変更されることがあります。運動性に優れ汚れても良い服装で参加して下さい(出来れば長袖長ズボンが好ましい)。必ず運動靴で参加して下さい。
当航海は、練習船勢水丸の教育関係共同利用拠点事業(黒潮流域における生物資源と環境・食文化教育のための共同利用拠点)における「公開・底生生物調査実習航海」の実施を含みます。
この実習航海には他大学の学生が乗船することがあります。そのため、学内の学生の受講可能数を調整することがあります。また、特別聴講学生としてこの授業科目を受講した他大学の学生に対しては、所定の受講認定書(成績評価付き)を発行します。

授業計画

キーワード 生物採集、海洋観測、資源解析、底曳き網(カイト式LCネット)
Key Word(s) marine species sampling,oceanographic observation,resource analysis,bottom trawling net(LC net)
学習内容 1日目:出港作業、航海当直、外洋航行、気象観測、航海日誌記入等 2日目、3日目:デッキウォッシュ、体操、船内清掃、航海当直、外洋航行、気象観測、航海日誌記入等 4日目、5日目、6日目:操業海域到着、試験操業開始、操業補助、採集物計測・記録・処理、漁具や漁労設備の性能、海洋観測の実施、観測データの収集・処理 7日目:寄港地入港、入港作業 8日目:寄港地にて水産関連施設の見学、レポート作成 9日目:寄港地出港、出港作業、航海当直、外洋航行、気象観測、航海日誌記入等 10日目:航海当直、外洋航行、気象観測、航海日誌記入、レポート提出 11日目:統括、入港作業、帰学 (平成30年度は予備日を含み12日で計画しています)
事前・事後学修の内容 航海前に実施する「実習ガイダンス」に必ず出席して下さい。
ナンバリングコード(試行) BO-FISH-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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