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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命科学科・応用生命化学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修 |
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授業科目名 | 生化学Ⅱ | |
せいかがくに | ||
Biohemistry Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他学科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 梅川逸人(生物資源学部生物圏生命化学科), 奧村克純(生物資源学部生物圏生命化学科) | |
UMEKAWA, Hayato, ○OKUMURA, Katsuzumi |
授業の概要 | 生化学Ⅱとして、生化学Ⅰの後半部ととらえてほしい。特に、酵素、代謝系、遺伝子の発現と複製を中心に学習する。酵素は活性をもつタンパク分子として生命活動の基盤を担っている。本講義では、酵素の基本的性質や作用機構、速度論、および酵素が担う細胞内の代謝系について学ぶ。さらに、酵素が担う様々な生物学的現象や遺伝子の発現と複製についても幅広く学習する。高等学校の理科教科・「化学」の(4)「有機化合物の性質と利用」、(5)「高分子化合物の性質と利用」を指導するために必要な基本的事項について解説する。 |
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学習の目的 | 酵素の性質、作用機構、速度論、酵素が担う代謝系および、遺伝子の発現と複製等を習熟し、化学的に説明できるようになる。専門英語についても慣れる。 |
学習の到達目標 | 生化学の中でも特に、酵素の性質、作用機構、速度論、酵素が担う代謝系および、遺伝子の発現と複製等を習熟し、化学的に説明できる能力を養う。また、酵素を様々な反応や物質生産等に応用するための基礎的能力を養う。さらに専門英語についても慣れること。受講生は,高等学校の理科教科・「化学」の「有機化合物の性質と利用」、「高分子化合物の性質と利用」に関する基本的事項を指導できる能力を修得することを目標とする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | Moodle |
教科書 | ヴォート基礎生化学 第5版 (田宮信雄、村松正實、八木達彦、遠藤斗志也訳)東京化学同人。二年前期の「生化学Ⅰ」と共通の教科書。 |
参考書 | ベーシックマスター生化学 第2版 (大山隆監修、西川一八、清水光弘共編)オーム社(教科書はかなり詳しく書かれており、ポイントを勉強する場合はこの本が参考になる)。演習用に推薦するテキストとして、栄養科学イラストレイテッド「生化学」第3版(薗田勝編)羊土社、栄養科学イラストレイテッド演習版「生化学ノート」第3版(薗田勝編)羊土社、また、わかる!身につく!生物・生化学・分子生物学(田村隆明著)南山堂はうまく整理されている。 |
成績評価方法と基準 | 梅川担当分50% (試験)、奥村担当分50% (試験40%、取組み10%) |
オフィスアワー | 後期毎週木曜日12:00~13:00 梅川教員室(660号室、または研究科長室)、奥村教員室(755号室)、および随時受け付けている。E-mailで予約することが望ましい。 |
受講要件 | 生化学Ⅰ、有機化学Ⅰ、Ⅱを履修していることが望ましい。生化学の基礎を習熟していること。ハイペースで進めるため、化学を十分理解していること。また、英語を積極的に導入するので、予復習に十分時間がとれること。 |
予め履修が望ましい科目 | 化学基礎II、細胞生物学、生化学Ⅰ、有機化学Ⅰ、Ⅱ、分子生物学 |
発展科目 | 生命機能化学実験実習3、4、5、栄養化学、応用生命化学演習I、II、卒業研究 |
授業改善への工夫 | 講義の難易度・質問・要望等を問うカード、宿題形式の演習、理解度確認用復習小試験、動画、講義進行に沿う記入形式プリント、双方向形式等の導入で可能な限り改善。 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学習要項で確認してください) 高等学校教諭一種免許 ( 理科) |
キーワード | 酵素、酵素反応速度論、阻害と調節、シグナル伝達、ビタミン、糖代謝、脂質・アミノ酸・ヌクレオチド代謝、遺伝子発現と調節、DNA複製、転写、翻訳、DNA損傷と修復、エピジェネティクス |
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Key Word(s) | Enzymes, Kinetics and regulation mechanisms, signal transduction, Vitamins, Metabolism, Gene expression, DNA replication, Transcription, Translation, DNA damage and repair, Epigenetics |
学習内容 | 第1回:学習事項、成績評価方法等の確認、酵素の一般的性質、作用機構(担当:梅川) 第2回:酵素反応速度論(担当:梅川) 第3回:酵素反応の阻害と調節(担当:梅川) 第4回:シグナル伝達の生化学(担当:梅川) 第5回:補因子とビタミン(担当:梅川) 第6回:代謝概説、代謝研究法(担当:梅川) 第7回:解糖、糖新生(担当:梅川) 第8回:中間テスト(梅川担当分)、糖代謝の全体像(担当:奥村) 第9回:クエン酸サイクル、電子伝達と酸化的リン酸化(担当:奥村) 第10回:脂質、アミノ酸代謝(担当:奥村) 第11回:ヌクレオチド代謝(担当:奥村) 第12回:遺伝子の発現と複製(クロマチン構造の修飾) (担当:奥村) 第13回:遺伝子の発現と複製(複製・修復・組換え) (担当:奥村) 第14回:遺伝子の発現と複製(転写とRNAプロセシング・翻訳) (担当:奥村) 第15回:遺伝子の発現と複製(遺伝子発現の調節) (担当:奥村) 第16回:試験(奥村担当分) |
事前・事後学修の内容 | 各回に次回の講義内容を示し、必要に応じてプリントを配布するので学習してくること。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-AGCH-1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら