三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・全教育コース
学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 環境系数学
かんきょうけいすうがく
Mathematics for Environmental Physics
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所 生物資源棟211教室

担当教員 坂井 勝(生物資源学研究科)

SAKAI, Masaru

学習の目的と方法

授業の概要 自然界・社会で起こる現象を数理モデル化し予測する。
学習の目的 自然現象を予測するために必要な、仮定・モデルの構築・計算・モデルの評価をできる能力を取得する。
学習の到達目標 身近な現象をモデル化し予測することを通して、数学の有用性について学ぶ。その際、簡単な微分方程式を立てて解を求めること、エクセルを使って解を評価することを到達目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 Moodle

教科書
参考書 微分方程式で数学モデルを作ろう(デブィット バージェス・モラグ ボリー著,垣田高夫・大町比佐栄訳,日本評論社)
数学モデル作って楽しく学ぼう 新Excelコンピュータシミュレーション(三井和男,森北出版株式会社)
すぐわかる微分方程式(石村園子,東京図書)
成績評価方法と基準 出席30%,課題提出60%,小テスト10%
オフィスアワー 火曜日14:00-16:00 575室
受講要件 授業後半に演習を行うため,ノートパソコンを持参すること。
予め履修が望ましい科目 情報科学基礎
数学基礎
発展科目 環境解析基礎
授業改善への工夫 授業中に説明した課題についてExcelでグラフ化する時間を設け、学生の理解を深める。
その他

授業計画

キーワード モデル化、微分、積分、常微分方程式、シミュレーション
Key Word(s) model development, differential calculus, integral calculus, ordinary differential equation, simulation
学習内容 〇変数分離型の常微分方程式を使ったモデル化と解法
・人口増減モデル①(マルサスのモデル)
・人口増減モデル②(ブェアフルストのモデル)
・薬の吸収と投薬間隔の問題①
・薬の吸収と投薬間隔の問題②
・放射性物質の崩壊
〇線形1階常微分方程式を使ったモデル化と解法
・窒素肥料の形態変化(連鎖反応)
・魚の個体群の資源開発
・魚の個体群の資源開発(数値積分・マクロ)
・五大湖の汚染(質量保存則)
〇線形2階常微分方程式を使ったモデル化と解法
・競争種の増加と減少
・被食者と捕食者の増加と減少(数値解法)
〇モデルの当てはめとパラメータの推定
・直線近似と最小二乗法
・ソルバーを使った最小二乗法
事前・事後学修の内容 授業後の課題への取り組み
ナンバリングコード(試行) BO-MATH-1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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