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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・全教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 選択科目:地球環境プロ指定科目、環境デザインプロ指定科目、農業土木プロ指定科目 |
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授業科目名 | フィールド地質学 | |
フィールドちしつがく | ||
Field geology | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他講座の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 相澤 泰造(非常勤講師) | |
AIZAWA, Taizo |
授業の概要 | 地球はどのような構造をなし,活動を続けているか.さらに,岩石の生成過程とその分布を知る.これらを基にフィールドにおける地質の見方を理解するとともに自然災害などについて三重県の各種事例をまじえて地質学の立場から学習する. |
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学習の目的 | 人類が住む地球のいとなみについて地質の成り立ち,変遷から理解を深める. リスクマネジメントの観点から地質リスクを理解する基礎を身に着ける. |
学習の到達目標 | 地盤の成り立ちと地質学的な構成物質および地質構造の理解を目指し,自然災害など地盤変動の基礎知識習得を目指す. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 特になし |
参考書 | 特になし |
成績評価方法と基準 | 小テスト, 定期試験 |
オフィスアワー | |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 地盤・防災工学 |
授業改善への工夫 | パワーポイント等を用いてわかりやすい授業に努める。 |
その他 |
キーワード | 地球,プレート,地震,火山,岩石鉱物,断層,風化,岩級区分,地形判読,地質調査法,リスクマネジメント,防災地質 |
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Key Word(s) | earth, plate, earth quake, volcano, mineral, fault, weathering, division of rock, reading topography, geological survey, risk management, geo-disaster prevention |
学習内容 | 1. 地 球 2. 鉱物・岩石 3. 火山 4. 地層・化石 5. 風 化 6. 地下水と地層汚染 7. 地質図の書き方と読み方 8. 地形判読 9. 地質調査法 10. 防災地質1 11. 防災地質2 12. 東日本大震災 13. 自然災害と地質 14. 東南海地震 15. 全体のまとめ 16. 期末試験 |
事前・事後学修の内容 | 1. 地 球:地球の構造と形状、地磁気、プレートテクトニクス 地 震:プレート地震と内陸地震、日本の既往地震(東日本地震・東南海地震等) 2. 鉱物・岩石:鉱物、岩石の種類と成因,岩石判定演習 3. 火山:プレート運動と火山の形成 4. 地層・化石:地質年代と絶対年代、古生物の変遷、堆積機構、走向・傾斜、堆積構造、断層、褶曲、小断層と応力、活断層,小テスト 5. 風 化:風化、岩級区分、粘土と粘土鉱物、土と土壌、日本の特殊土 日本の地質:日本列島の変遷、地質構造と地質分布、第四紀の地形変遷 三重の地質:地質構造と地質分布、古琵琶湖層群と東海層群 6. 地下水と地層汚染:地下水の流れ、地層汚染と対策、自然由来の地質汚染、地層処分,小テスト 7. 地質図の書き方と読み方:地層境界・断層面、地質記号、地質図学演習 8. 地形判読:地形要素、水系、変動地形、特殊な地形、リニアメント演習 9. 地質調査法:ボーリング調査、物理探査、地下水調査、構造物と地質等 10. 防災地質1:斜面破壊機構、地すべり 11. 防災地質2:液状化・流動化、三重の地質と斜面破壊、地質災害とリスクマネジメント,小テスト 12. 東日本大震災:東日本大震災の発生機構,東日本大震災後の地盤変動と誘発地震・余震。プレート境界型地震と津波 13. 自然災害と地質:自然災害の種類。近年発生した各種自然災害と地質的要因 14. 東南海地震:東海・東南海・南海地震の発生メカニズム,過去の東南海地震と内陸地震,地震の前兆現象,地震被害の種類,個人でできる対策 15. 全体のまとめ:プレートテクトニクスから見た地質変形・地震・火山など 16. 期末試験 |
ナンバリングコード(試行) | BO-GEOS-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら