シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2018 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・芸術・スポーツ系教育領域 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
|
選択・必修 | 選択必修 |
|
授業科目名 | 器楽特論Ⅱ | |
きがくとくろんⅡ | ||
Instrumental Music Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
|
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
|
開講場所 | 兼重研究室 | |
担当教員 | 兼重直文(教育学研究科教育科学専攻 芸術・スポーツ系教育領域 音楽教育専修) | |
KANESHIGE,naofumi |
授業の概要 | An-schlag(打鍵法)を見直し、“響き”と“メカニック”の関連を理解しながらピアノ演奏力を高めるとともに、作品の歴史的考察を踏まえながら個人の表現能力を養う。また、器楽や声楽とのアンサンブルにおけるピアノの役割について、音楽教育という視野を踏まえて学習する。 |
---|---|
学習の目的 | 自ら主体的な研究姿勢を身につけることができるようになるとともに、実技能力を高めることができる。更に、器楽という専門分野を音楽教育との関係性から理解することができる。 |
学習の到達目標 | ピアノ演奏におけるAn-schlag(打鍵法)を見直し、“響き”と“メカニック”の関連を理解することができるともに、アンサンブルにおける他のジャンルの音色(管弦楽器・声楽)との関係性を理解することができる。更に、器楽分野を音楽教育全般の視野を踏まえて考察することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 実技 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 課題に応じて適宜、提示する。 |
参考書 | 課題に応じて適宜、提示する。 |
成績評価方法と基準 | 期末試験60%、研究意欲20%、授業態度20%、計100% |
オフィスアワー | 毎週金曜日12:00~13:00/兼重研究室,n-kane@edu.mie-u.ac.jp |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 器楽特論演習Ⅱ |
授業改善への工夫 | 授業内容に対する質問、改善等がある場合は適宜相談してください。可能な範囲で対応します。 |
その他 |
キーワード | ピアノ,アンサンブル |
---|---|
Key Word(s) | Piano,Ensemble |
学習内容 | 第1回:授業概要の説明と学習目標の立案 第2回:打鍵の自己診断と改善点の模索(1) 第3回:打鍵の自己診断と改善点の模索(2) 第4回:文献・資料に基づくピアノ奏法の歴史的考察(1)バロック 第5回:文献・資料に基づくピアノ奏法の歴史的考察(2)古典派 第6回:文献・資料に基づくピアノ奏法の歴史的考察(3)ロマン派 第7回:文献・資料に基づくピアノ奏法の歴史的考察(4)近現代 第8回:ピアノ実技の実践指導(1) 第9回:ピアノ実技の指導(2) 第10回:ピアノ実技の指導(3) 第11回:ピアノ実技の指導(4) 第12回:アンサンブル実技の指導(1) 第13回:アンサンブル実技の指導(2) 第14回:アンサンブル実技の指導(3) 第15回:試演会にもとづく討論会 第16回:振り返りとまとめ 定期試験:レポート提出と実技演奏 |
事前・事後学修の内容 | 生きた表現、ということを考えるとき、最も客観的である作曲家が譜面上に書き遺した事実を奏者が再確認することが表現の原点であることに気付かされる。しかし、この課題を安易に見過ごしてしまうと作曲家の意図する表現は再現されない。しかも、表現のためにはそれを支える“メカニック”がつきまとう。この「再創造」のルールを見つめ直すとともに、各個人の研究課題と当授業との接点にアプローチする。 |
ナンバリングコード(試行) | ED-INMU-4 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら