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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義[協同組合論] | |
とくしゅこうぎ きょうどうくみあいろん | ||
Co-operatives | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他学部の学生の受講可、他学科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 青木 雅生(人文学部) 石田 正昭(非常勤講師) |
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AOKI, Masao ISHIDA, Masaaki |
授業の概要 | 協同組合とは何か、どのような役割があり実践があるのか、そして協同組合の今後について、学び考える。 |
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学習の目的 | 現代の資本主義社会において活動する組織として、企業や行政などのほかに市民セクターがあり、そのひとつに協同組合がある。市民などの自発性に基づいて組織される協同組合の本来の役割や意義を歴史的な経緯も含め理解をするとともに、現在の活動内容や状況を、実際に携わっている方たちから直接きくことを通じて、現代社会の諸問題について考え、未来への課題を共有し、検討していくことを目的とする。協同組合と未来を担う学生との関係、地域との関係などについて、そのもちうる可能性についても検討する。 |
学習の到達目標 | 協同組合の基本的な意義や役割を理解する。 様々な協同組合の活動などを具体的に知ることを通じて、現代社会の諸問題を知るとともに、解決に向けた課題を考える。 協同組合のもつ未来への可能性を考えるとともに、自らの社会で果たす役割を考える。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 毎回の講義で適宜資料を配付する。 |
参考書 | 賀川豊彦『協同組合の理論と実践』(復刻版)日本生活協同組合連合会出版部2012年 日本協同組合学会訳編『21世紀の協同組合原則』日本経済評論社2000年 日本協同組合学会訳編『西暦2000年における協同組合 レイドロー報告』日本経済評論社1989年 石田正昭『農協は地域に何ができるか』農文協2012年 石田正昭『JAの歴史と私たちの役割』家の光協会2014年 向井清史『ポスト福祉国家のサードセクター論』ミネルヴァ書房2015年 ピョートル・クロポトキン『相互扶助論』(増補修訂版)同時代社2012年 佐藤信『明日の協同を担うのは誰か』日本経済評論社2014年 庄司興吉・名和又介編『協同組合論』全国大学生活協同組合連合会2013年 広井良典編著『協同で仕事をおこす』コモンズ2011年 原田晃樹・藤井敦史・松井真理子『NPO再構築への道』勁草書房2010年 |
成績評価方法と基準 | レポートおよび平常点 |
オフィスアワー | 月曜日14:40-16:10 |
受講要件 | とくになし。 |
予め履修が望ましい科目 | とくになし(できれば経営学総論を受講しておいて欲しい)。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | この講義の各回に、県内の各協同組合に所属し活動されている方たちをお招きして、具体的な取り組み、その組織の歴史的経緯、未来に向けた活動の課題や方向性などをお話いただく予定です。 |
その他 | 本講義は現代経済コース、企業経営履修プログラムに属します。 |
キーワード | 協同組合 |
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Key Word(s) | Co-operatives |
学習内容 | 第1回 ガイダンスとイントロダクション 第2回 協同組合の仕組みと原則 第3回 協同組合と現代社会 第4回 生協運動の現在と未来 第5回 消費者と協同組合 第6回 大学と協同組合 第7回 医療・福祉と協同組合 第8回 食と農からみた協同組合 第9回 漁業と協同組合 第10回 中小企業と協同組合 第11回 労働者福祉と協同組合 第12回 働く人の協同 第13回 協同組合と市民 第14回 金融と協同組合 第15回 協同組合の未来 |
事前・事後学修の内容 | 生活協同組合(生協)、農業協同組合(農協)、漁業協同組合(漁協)など、地域に見られる協同組合について関心をもって、講義に望んで欲しい。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-MANA-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら