シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2018 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語 | |
科目名 | 国文学 | |
こくぶんがく | ||
Japanese Literature | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 66~68 期生 卒業論文を日本近現代文学で書く3~4年生が対象。 |
|
卒業要件の種別 | 選択必修 |
|
授業科目名 | 国文学ゼミナールⅢ | |
こくぶんがくぜみなーるさん | ||
A Seminar on Japnese Literature 3 | ||
単位数 | 1 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
|
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA, Takashi |
授業の概要 | 日本近現代文学で卒業論文を書く3年生から5年生を対象とする。 3年生は、教科書に収録された作品の中から課題作品を1つ選び、その作品に関する各章の論考を自分で咀嚼し、解説および疑問点を発表する。 4・5年生は、卒業論文執筆に向けた調査と分析をし、中間発表を行う。 |
---|---|
学習の目的 | 日本近現代文学作品に描かれた内容から問題点を抽出し、テクストを精緻に分析する力を身につける。 |
学習の到達目標 | 3年生は、日本近現代文学で卒業論文を書くための基礎的な研究スキルを身につける。 4・5年生は、3年次に学習した知識や技術を生かし、それを卒業論文の執筆へ応用する。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | ・松本和也編『テクスト分析入門 : 小説を分析的に読むための実践ガイド』(ひつじ書房) |
参考書 | ・ジュラール・ジュネット/花輪光・和泉涼一訳『物語のディスクール 方法論の試み』(書肆風の薔薇) ・ジュラルド・プリンス/遠藤健一訳『改訂 物語論辞典』(松柏社) ・橋本陽介『ナラトロジー入門 : プロップからジュネットまでの物語論』(水声社) ・西田谷洋『学びのエクササイズ : 文学理論』(ひつじ書房) ・鈴木貞美著『日本文学の論じ方 : 体系的研究法』(世界思想社) ・論文・レポート作成必携編集委員会編『近代文学現代文学論文・レポート作成必携』(学灯社) ・上田博,木村一信,中川成美編『日本近代文学を学ぶ人のために』(世界思想社) ※その他は授業内で適宜提示する。 |
成績評価方法と基準 | 発表・レポート80%+討論への積極的参加度20%=計100%(合計60%以上で合格) 3分2以上の出席を要す。 |
オフィスアワー | 時間:毎週月曜日と木曜日の昼休み 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 国文学演習(近代)の科目。 |
発展科目 | 国文学ゼミナールⅣ |
授業改善への工夫 | 受講者の文学研究の基礎スキルを高めるために、実践的なテクスト分析の教科書を使用する。 |
その他 | 日本近現代文学で卒業論文を書く3年生~5年生は原則必修 。 |
キーワード | 日本近現代文学 |
---|---|
Key Word(s) | Modern Japanese literature |
学習内容 | 第1回…イントロダクション:文学研究をする意義とは何か【共通】 第2回…図書館ツアー:図書館を有効活用する方法【共通】 第3回…課題作品の選択【3年生】 卒業論文テーマの発表【4・5年生】 第4回…基礎研究①:ナラトロジー【共通】 第5回…基礎研究②:語り論・読者論【共通】 第6回~第9回…『テクスト分析入門』の解説【3年生】 第10回~第14回…卒業研究経過報告【4・5年生】 第15回…まとめ:文学研究で実証するとはどういうことか【共通】 第16回…レポート【共通】 |
事前・事後学修の内容 | ・研究スケジュールを計画的に立てること。 ・自己の研究のみに固執するのでなく、他者の研究にも興味・関心を持ち、積極的に意見が述べられるよう作品を読みこんでおくこと。 |
ナンバリングコード(試行) | ED-JLIT-3 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら