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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 地域学 | |
ちいきがく | ||
Area Studies | ||
授業テーマ | オセアニアの教育事情 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 奥田久春 | |
OKUDA, Hisaharu |
授業の概要 | 地域学は、ある地域の社会、文化、教育、政治、環境などの諸特徴やその要因を分析して、地域の全体像や固有性を明らかにしていく学問である。本来、学際的な研究分野であるが、本授業ではオセアニア地域の学校教育をテーマに取り上げる。特にオーストラリアやニュージーランド、ポリネシア、メラネシア、ミクロネシアの国々の教育制度、学校文化、教育と社会・文化との関係、教育改革の流れについて、フィールド調査の感覚を持ち、文献や資料、画像・映像等を分析し、記述、整理、比較といった作業を進め、当該地域の学校教育の特徴を考察する。こうした研究手法は、多様な学問分野にも通じるものであり、様々な学部の学生の受講を歓迎したい。 |
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学習の目的 | 受講生が地域学の学び方を学び、それぞれの専門分野に応用するために、この授業で取り上げる以下の事柄を理解し、能力を高める 1.各国を理解するにあたって必要となる基礎知識を理解する。 2.各国の教育制度、学校文化、歴史的な経緯や改革の方向性、社会・文化との関係について、様々な情報を収集し、記述、整理、特徴を分析する中で、「なぜ?」という問題意識を持つようにする。 3.地域内の比較、他地域との比較、また慣れ親しんでいる日本(留学生の方は母国)とも比較して、相違点や共通点に気づくことや、それらを探究する楽しさを理解する。 4.各自、問題意識を深め、仮説の検証や比較を通じた相違点や共通点の要因について更に分析したり、考察していくための思考力を高める。 |
学習の到達目標 | 1.オセアニア諸国の地理や自然環境、政治経済、歴史などについて理解することができる。 2.学校教育(教育制度、学校階梯、カリキュラム、試験制度、学校文化、学校教育の社会や文化との関係や歴史的経緯と教育改革の方向性など)について情報を記述、整理し、説明するとともに、特徴を分析しながら問題意識を持つことができる。 3.地域内諸国間の学校教育の比較、他地域(日本や留学生の母国も含む)との比較を行い、共通する地域的特徴を抽出できるように要因などを分析、考察することができる。 5.地域的特徴を分析し、考察したことを説明することができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 適宜プリントを配布する。 |
参考書 | 石附実・笹森健編「オーストラリア・ニュージーランドの教育」東信堂 青木麻衣子・佐藤博志編「新版オーストラリア・ニュージーランドの教育」東信堂 二宮皓編著「新版世界の学校」学事出版、など授業において適宜紹介する。 |
成績評価方法と基準 | 出席(30%)、小レポート6回(30%)、期末レポート(40%) 毎回の授業振り返りシートをもって出席票とする。 その他授業のルールなどは初回のガイダンスにて説明する。 |
オフィスアワー | 平日 月曜日~金曜日 11:00~17:00 但し、授業や、会議等のため不在のこともあるので、予約することが望ましい。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 特になし |
授業改善への工夫 | 地域学の醍醐味は単に知識を得ることではなく、フィールド調査で粉われるように、自らの観察によって得られたデータを自らの観点、かつ他者との意見交換を通じて分析していくことにある。そのため振り返りシートや小レポートにてそうした実践を含めるようにする。またそうした能力をそれぞれの学問分野に応用することを意識づける。 |
その他 | 特になし |
キーワード | 地域研究、オセアニア、学校教育、模擬フィールドワーク、比較研究 |
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Key Word(s) | Area Study, Oceania, School Education, Mock Fieldwork, Comparative Study |
学習内容 | 第1回:ガイダンス:地域学の概要 第2回:オセアニアの概況 第3回:オーストラリアの教育(1) 第4回:オーストラリアの教育(2) 第5回:オーストラリアの教育(3) 第6回:ニュージーランドの教育(1) 第7回:ニュージーランドの教育(2) 第8回:ポリネシア島嶼国の教育(サモア1) 第9回:ポリネシア島嶼国の教育(サモア2) 第10回:ポリネシア島嶼国の教育(ツバル、トンガ) 第11回:メラネシア島嶼国の教育(フィジー、パプアニューギニア、バヌアツ) 第12回:ミクロネシア島嶼国の教育(マーシャル、パラオ) 第13回:教育の地域連携 第14回:地域内・他の地域との比較 第15回:まとめ |
事前・事後学修の内容 | 毎回授業の振り返りシートに記載し、復習に役立てる。また小レポート(6回)を課す。 |
ナンバリングコード(試行) | LIAREA1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら