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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の文学 J
にほんのぶんがく じぇい
Japanese literature J
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の文学 J
にほんのぶんがく じぇい
Japanese literature J
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 坂 堅太

SAKA, Kenta

学習の目的と方法

授業の概要 「フィクションは現実ではない」とし、両者を切り離した上で、我々は様々なフィクション作品を享受している。しかし、時にフィクションは現実に影響を与え、また反対に、現実がフィクションに干渉することもある。こうした両者の複雑な関係について、本講義ではフィクション論やジャンル、法制度など、様々な視点から考察していく。
学習の目的 私小説や戦後のドキュメンタリー運動、検閲、筆禍事件、プライバシー裁判などを事例としながら、近現代日本における「フィクションと現実」の関係について理解を深める。
学習の到達目標 日本近代文学を研究するための基本的な知識を方法を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 適宜プリントを配布する。
参考書 プリントを適宜配布する。
成績評価方法と基準 小テスト30%、期末テスト70%。毎回リフレクションシートを配付し、授業の理解度を測定する。
オフィスアワー 火曜日12~13時、場所:研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 授業中の私語は厳禁。リフレクションシートに寄せられた感想をもとに、講義内容を一部変更することがある。
その他

授業計画

キーワード 近現代日本文学における「フィクション」と「現実」
Key Word(s) the fiction and real in the modern Japanese literatures
学習内容 第1回 ガイダンス(講義の進め方や単位認定などについての説明、フィクションという語について)
第2回 フィクションについて考える―フィクション論という問題圏
第3・4回 フィクションの虚構性とは―「私小説」から考える
第5回 フィクション/ノンフィクションの境界①―「歴史小説」について
第6回 フィクション/ノンフィクションの境界②―「ドキュメンタリー」について
第7回 小まとめ(フィクションとは何か?)+小テスト①
第8・9回 フィクションのアクチュアリティとは―「政治と文学」問題を事例に
第10回 フィクションを規制する権力①―内務省による検閲
第11回 フィクションを規制する権力②―GHQによる検閲
第12回 フィクションと裁判―「宴のあと」事件から見るプライバシーの問題
第13回 フィクションとテロル―「風流夢譚」事件について
第14回 小まとめ(フィクションと現実との関係とは?)+小テスト②
第15回 まとめ(受講者全員によるディスカッション)
事前・事後学修の内容
ナンバリングコード(試行) HU-JAPA2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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