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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 野菜ゲノム育種学特論 | |
やさいげのむいくしゅがくとくろん | ||
Advanced Vegetable Genomics and Breeding | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 齊藤 猛雄(生物資源学研究科資源循環学専攻・農研機構野菜花き研究部門),大西 純(生物資源学研究科資源循環学専攻・農研機構野菜花き研究部門),布目 司(生物資源学研究科資源循環学専攻・農研機構野菜花き研究部門),柿崎 智博(生物資源学研究科資源循環学専攻・農研機構野菜花き研究部門) | |
SAITO, Takeo OHNISHI, Jun NUNOME, Tsukasa KAKIZAKI, Tomohiro |
授業の概要 | 野菜には分類学的に多種多様な植物が含まれており,その栽培法や食品としての利用法もバラエティーに富んでいる.私たちの健康維持・増進に不可欠なこれら野菜の品種改良,病虫害防除や品質改善に関する先端的研究が,連携大学院である農研機構野菜花き研究部門の多数の研究室において展開されている.本授業では,これら農研機構野菜花き研究部門における研究事例を中心に,先端的かつ実用的な野菜育種に関連する研究を学習する. |
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学習の目的 | 各種野菜における生産上の問題点を知るとともに,その解決法として,研究現場ではどのような先端的研究に取り組まれているかを知り,理解する. |
学習の到達目標 | 野菜生産上の問題点を理解するとともに,野菜特有の生殖様式,形質,育種方法や病虫害防除法等を理解し,将来的な野菜育種に応用できる能力を身につける. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 適宜,資料を配布して使用する. |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 出席状況とレポートによって評価する. |
オフィスアワー | 随時受け付けるが,担当教員はすべて農研機構野菜花き研究部門に所属しているため,日時については,あらかじめ問い合わせること. |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 遺伝育種学、園芸学、植物病理学に関連する科目 |
発展科目 | 野菜比較ゲノム解析学 |
授業改善への工夫 | 積極的な質疑応答を通して理解を深める. |
その他 | 農研機構野菜花き研究部門での育種現場、遺伝資源の栽培場所を訪れ,どのような方法で育種が行われているかを知る. |
キーワード | 野菜,DNAマーカー、連鎖地図、ゲノム解析,QTL解析,自家不和合性,抵抗性機構 |
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Key Word(s) | Vegetable, DNA marker, Linkage map, Genome, QTL, Self-incompatibility, Resistance |
学習内容 | 1.ナス科野菜における生産上の問題点と最新育種事例の概説 2.野菜の病害防除の現状および抵抗性育種・抵抗性機構の研究事例の概説 3.野菜の分子遺伝学的解析およびゲノム解析を用いた育種研究事例の概説 4.アブラナ科野菜の生殖様式と採種方法 5.農研機構野菜花き研究部門における研究現場の紹介および概説 |
事前・事後学修の内容 | 1.ゲノム解析に必要なDNAマーカー,遺伝子の連鎖解析,量的形質と質的形質などに関する遺伝学的基盤を理解する。 2.野菜の主要な病害と抵抗性育種におけるDNAマーカーの活用の有用性を理解するとともに,野菜の品種の概念と育成者権の保護問題に対するDNAマーカー使用の有用性と限界を理解する。 3.野菜特有の形質,生殖様式を理解した上で,育種手法や採種方法に関する基礎知識を習得する。 |
ナンバリングコード(試行) | AGRI-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら