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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英語学演習 B | |
えいごがくえんしゅう B | ||
Seminar in English Linguistics B | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英語学演習 B | |
えいごがくえんしゅう B | ||
Seminar in English Linguistics B | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | 人文学部校舎 | |
担当教員 | 服部範子 | |
HATTORI, Noriko |
授業の概要 | 英語および日本語の母語話者が無意識のうちにもっている音声に関する言語知識を明らかにする。 |
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学習の目的 | 言語音声の記述・分析方法を身につけ、日常使っている話しことばに対する意識を高め、自ら音声現象を科学的に分析できるようになることを目指す。分析手段の一つとして、ソフトウエアPraatによる音響音声学的分析の基礎を身につける。 |
学習の到達目標 | 英語の音声特徴について調音の仕組みが理解できるようになり、かつ聴覚印象を補う基本的な音響学的分析ができるようになる。理論だけでなく英語の発音・リスニングについても自信がもてるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 服部範子『入門英語音声学』研究社出版.2012年. |
参考書 | Alan Cruttenden (2008) Gimson's Pronunciation of English. 7th edition. Hodder Education. Peter Ladefoged and Keith Johnson (2011) A Course in Phonetics. 6th edition. Wadsworth. Aniruddh D. Patel (2008) Music, Language, and the Brain. Oxford University Press. その他については授業時に指示します。 |
成績評価方法と基準 | 授業時の発表、課題(60%)、レポート(40%) |
オフィスアワー | オフィスアワー:月曜日12:30~13:30 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 言語科学概論Aを履修済み、もしくは平行して履修していることが望ましい。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 教科書で取り上げた音声特徴について、発音・リスニング練習と音声分析の実習指導も授業時間内に行います。 |
その他 |
キーワード | 英語、音声学、音韻論 |
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Key Word(s) | English, phonetics, phonology |
学習内容 | 第1回: 情報構造とイントネーションの核について 第2回: 有標/無標の焦点について 第3回: 無標の位置に来ないイントネーションの核:対比 第4回: 無標の位置に来ないイントネーションの核:前方照応 第5回: 会話における核の置き方について:原則の確認 第6回: 会話における核の置き方について:会話におけるBの視点 第7回: 会話における核の置き方について:否定を表す語 第8回: 会話における核の置き方について:代名詞を含む文 第9回: 会話における核の置き方について:総称的な語を含む文 第10回: 言語リズムの類型論について 第11回: 英語のリズム:リズム縮約について 第12回: フットと等時性について 第13回: 英語のリズム学習方法について 第14回: 言語リズムと音楽との接点について 第15回: 強勢衝突と強勢移動について |
事前・事後学修の内容 | 教科書の内容について理解を深めるために各回、課題を出します。次回までの予習範囲については毎回授業時に指示します。また、音声分析ソフトウエアの基本的な使用方法を理解したあとは、音声分析作業がレポート提出の形で課されます。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら