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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 文学概論A | |
ぶんがくがいろん えい | ||
Introduction to British and American Literature A | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英米文学概論A | |
えいべいぶんがくがいろん えい | ||
Introduction to British and American Literature A | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 吉野 由起(人文学部) | |
YOSHINO, Yuki (Faculty of Humanities, Law and Economics) |
授業の概要 | 「イギリス文学史」 主要な時代区分・様式・作品を知り、イギリス文学の通史的・体系的理解を深める。各期各ジャンルの作品の読解と分析の練習を行う。 |
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学習の目的 | 古英語で書かれたイギリス最古の叙事詩Beowulf、中英語で書かれた「英詩の父」ChaucerによるThe Canterbury Tales に始まり、アーサー王伝説、Shakespeare、「長い18世紀」、ロマン派期、ヴィクトリア朝期を経てモダニズムに至る、イギリス諸島における物語の系譜を概観する。各期各ジャンルの作品の抜粋の読解、観察、議論の練習を通して、イギリス文学における主要な時代区分・作品・表現様式に関する専門的知識を得るとともに、各種文献資料の扱い方を学び、さらに作品から垣間見ることができる範囲で英語史・イギリス文化史の初歩的知識を得る。 |
学習の到達目標 | 時代・ジャンルを横断して多彩な作品に触れ、イギリス文学を通史的・体系的に捉えることができるようになる。作品を通して垣間見られうる限りの、英語の歴史・イギリス文化史に関する初歩的知識を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 授業時に説明します。 |
参考書 | 授業時に説明します。 |
成績評価方法と基準 | 授業時のディスカッションおよびリスポンス・ペーパー 20% 学期末のレポート 80% |
オフィスアワー | 月曜5,6限 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 「文学概論B」「イギリスの文学」「アメリカの文学」、または各地域「文学」「英語」「イギリス」に関連する諸科目 |
授業改善への工夫 | |
その他 |
古今東西多様な文化圏で、日夜多彩な物語が生み出され、読み継がれ続けています。物語を持たない文明は存在するのでしょうか。なぜ人間は物語を語り、聴き、読むことを必要とするのでしょうか。 言葉を持たない動物の世界にもルールやコミュニケーションは存在しているといわれますが、果たして彼らの世界に詩や物語は存在するのでしょうか?物語とは、人間特有の営為、根源的な欲求の一つといえるでしょうか? 上記の問いを意識の片隅に置きつつ、多様な語り手・書き手による物語の片鱗に触れ、人間の想像と創造の営みの軌跡を、「イギリス文学」という限られた範囲ではありますが、辿りたいと思います。「古い」時代に生まれた作品が時に燦然と放つ新鮮さ、「新しい」時代に書かれた作品の意外な古めかしさ等、驚きと発見があるかもしれません。 |
キーワード | イギリス文学史 |
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Key Word(s) | History of British Literature |
学習内容 | 第1回: イントロダクション/ 現在の英国と英語 第2回: 古英語・叙事詩の時代 Beowulf 第3回: 中英語・ロマンスの時代 Chaucer, The Canterbury Tales 第4回: ブリテン諸島の伝説 King Arthur and Robin Hood 第5回: ルネサンス期の詩と演劇(I) Edmund Spenser and Christopher Marlowe 第6回: ルネサンス期の詩と演劇(II) William Shakespeare 第7回: 英語の「古典化」と辞典の時代 Samuel Johnson/ OED, DNB, Encyclopaedia Britannica 第8回: 小説の誕生(I) 書簡体小説と旅物語 Richardson, Defoe and Swift 第9回: 小説の誕生(II) パロディと脱線の文学 Fielding and Stern 第10回: ロマン派詩(I) Wordsworth, Coleridge and Burns 第11回: ロマン派詩(II) Byron, Shelley and Keats 第12回:小説の黄金時代(I) 歴史小説と慣習小説/個人と社会 Scott, Austen and C. Brontë 第13回: 小説の黄金時代(II):ゴシック小説とその延長線 Mary Shelley and E. Brontë 第14回: 小説の黄金時代(III):文豪Dickensとヴィクトリア朝期の英国 第15回: モダニズムと言語表現の極限の追及 T. S. Eliot, Woolf and Joyce |
事前・事後学修の内容 | 毎回の講義では、ハンドアウトに加え作品の原典・翻訳それぞれの抜粋を配布します。 講義で読む範囲より若干長めに配布するので、講義後に通読されることを期待しています。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら