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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 工学部情報工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | データ構造・アルゴリズム論 I | |
でーたこうぞう・あるごりずむろん 1 | ||
Data Structure and Algorithm Theory I | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | 工学部指定教室 | |
担当教員 | 山田俊行(工学部情報工学科) | |
YAMADA, Toshiyuki |
授業の概要 | 情報処理技術者に必須なアルゴリズムとデータ構造に関する基本事項を学ぶ.列,集合,木,グラフ,などを表すためのデータ構造の実現方法と,データ構造に対する要素の挿入や削除などの基本操作について習熟する.また,探索,走査,整列,などの基本的なアルゴリズムや,その性能解析について学ぶ. |
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学習の目的 | 効率の良いアルゴリズムの重要性を認識すると共に,基本的なデータ構造の実現方法,代表的なアルゴリズムの設計技法,時間計算量の評価に習熟する. |
学習の到達目標 | 基本的なデータ構造とアルゴリズムについて説明できるようになる.実行効率の良いアルゴリズムの設計技法を習得する.大規模データ群に対する高速な検索・更新技術及びアルゴリズムの性能解析力を修得する. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | Moodle |
教科書 | 『アルゴリズムとデータ構造』,平田富夫,森北出版,2016. |
参考書 | 『データ構造とアルゴリズム』,A. V. エイホ,J. E. ホップクロフト,J. D. ウルマン,培風館,1987. 『アルゴリズムC:基礎・データ構造・整列・探索』,R. セジウィック,近代科学社,2004. 『アルゴリズムイントロダクション』,T. コルメン,C. ライザーソン,R. リベスト,C. シュタイン,近代科学社,2013. |
成績評価方法と基準 | 期末試験10割.講義への10回以上の出席が期末試験の受験資格.チャレンジ問題による加点あり.6割以上の得点で合格. |
オフィスアワー | 水曜日7〜8時限 (14:40-16:10),情報棟5階 山田講師室 |
受講要件 | 基本的なC言語プログラムの読み方を知っていること. |
予め履修が望ましい科目 | 情報科学基礎及び初級プログラミング演習,中級プログラミング及び演習,離散数学 |
発展科目 | データ構造・アルゴリズム論 II |
授業改善への工夫 | 毎回の確認問題で受講生の理解度を把握し,授業の進度を調整する.確認問題の答案に授業への意見も書いてもらい,授業の進め方を改善する.ウェブを活用して授業の情報や資料を見られるようにする.Moodle を出席状況と採点結果の通知に使う. |
その他 |
授業のホームページ(メールによる連絡先等も掲載) http://www.cs.info.mie-u.ac.jp/~toshi/lectures/algorithm/ |
キーワード | アルゴリズム,データ構造,計算量 |
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Key Word(s) | algorithms, data structures, computational complexity |
学習内容 | ●第1回 基礎 1 アルゴリズムとは,アルゴリズムの表現,アルゴリズムの効率 教科書:1.1, 1.3 ●第2回 基礎 2 計算量,データ構造とは 教科書:1.2, 1.4 ●第3回 列と集合 1 列,連結リスト 教科書:2.1 ●第4回 列と集合 2 スタック,キュー,集合と写像 教科書:2.2, 2.3 ●第5回 列と集合 3 辞書とハッシュ表,順位付きキュー 教科書:4.2, 4.5, 2.4 ●第6回 2分木 1 木,ヒープ,2分探索,オーダーの比較 教科書:1.4, 2.4, 4.1, 1.2 ●第7回 2分木 2 2分探索木 教科書:4.2 ●第8回 2分木 3 平衡木,2-3-4 木 教科書:4.3(参考図書を併用) ●第9回 2分木 4 2色木,2分木の走査,2分木の回転 教科書:4.3(参考図書を併用), 4章の演習問題 ●第10回 整列 1 バケットソートと基数ソート,単純選択ソート,ヒープソート 教科書:3.1, 3.2, 3.5 ●第11回 整列 2 単純挿入ソート,単純交換ソート(バブルソート) 教科書:3.2 ●第12回 整列 3 マージソート,クイックソート 教科書:3.3, 3.4 ●第13回 グラフ 1 隣接行列と隣接リスト,深さ優先探索と幅優先探索 教科書:7.1, 7.2 ●第14回 グラフ 2 2連結成分,関節点の性質 教科書:7.3 ●第15回 グラフ 3 2連結成分の計算 教科書:7.3 ●第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 授業前に学習事項を確認し,教科書や配布資料を読んで疑問点を整理しておく.ウェブページ上の確認問題や演習問題を解き,理解度を確認する.復習には,授業中に解けなかった確認問題や教科書の演習問題を解き,ウェブページの解答や解説を参考にするとよい. |
ナンバリングコード(試行) |
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