三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 選択
授業科目名 政治学F
せいじがくえふ
Political Science F
授業テーマ 性の多様性・複合差別
単位数 2 単位
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 月曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 ○岩本 美砂子(人文学部)、稲垣 朋子(人文学部)、江成 幸(人文学部)、朴 恵淑(人文学部)、中島 美幸(非常勤講師)、新ヶ江 章友(大阪市立大学)、風間 孝(中京大学)、山崎 鈴子(部落解放同盟)、近藤 由香(QWRC)、安間 優希(Queers)、藤原 久美子(関西女性障害者ネットワーク)、関口 久志(京都教育大学)

○IWAMOTO, Misako, INAGAKI, Tomoko, ENARI, Miyuki, PAAK, Keishuku, NAKASHIMA, Miyuki, KAZAMA, Takashi, YAMAZAKI, Suzuko, KONDO, Yuka, ANNMA, Yuki, FUJIWARA, Kumiko, SEKIGUCHI, Hisashi

学習の目的と方法

授業の概要 ①セクシャル・マイノリティ――レズビアン、ゲイ、トランスジェンダーの当事者に、自分の置かれた立場について話してもらい、学生の理解を深める。HIV問題や性と生殖の分離と重なりといった実践的な講義も提供する。
②ジェンダーについて、法律、文学、環境といった切り口で考える。
③ジェンダーについて、マイノリティ女性(障害のある女性、外国人女性)の立場からの考察を行う。
国内でも得難い専門的講師陣によって、日本で「性」の問題を考える際の先端的な糸口の提供となる。
学習の目的 ジェンダーとセクシュアリティという「性」に関する問題で、自分の頭・自分の言葉で考えられるようになること。 セクシャル・マイノリティやマイノリティ女性の受けている複合差別を理解できること。
学習の到達目標 ジェンダーとセクシュアリティについて基本的知識をもって、自分や自分の周りの人々について考えられるようになること。セクシュアル・マイノリティ、マイノリティ女性の状況に関して、社会の構造と関連づけて考えられるようになること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 Moodle

教科書
参考書 橋本秀雄・花立都世司・島津威雄『性を再考する:性の多様性概論』青弓社、2003
日本女性学会ジェンダー研究会『男女共同参画/ジェンダーフリーバッシング』明石書店、2006
日高庸晴『もっと知りたいセクシュアル・マイノリティ』(1)~(3)汐文社、2015~2016
関口久志『新版 性の“幸せ"ガイド』エイデル研究所、2009
以上の他、初回に一覧表で示すが、講義ごとに提示するものもある
成績評価方法と基準 日頃の取り組み30% レポート2回合計70%
オフィスアワー 月曜5-6限岩本研究室(人文)
受講要件 ステレオタイプ(型にはまった画一的なものの見方)を「うのみ」にしない姿勢
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 Moodleの利用を、より充実させる。
その他 レポートは2回ともMoodleで提出、1回目はコメントを付けて返す。

授業計画

キーワード ジェンダー、セクシュアリティ、複合差別、セクシュアル・マイノリティ、同性愛、トランスジェンダー
Key Word(s) gender, sexuality, Multiple discrimination, sexual minority, homosexuality, transgender
学習内容 ①オリエンテーション
②ゲイ・ムーブメント
③トランスジェンダー
④レズビアン・フェミニズム
⑤家族法とジェンダー
⑥HIV・エイズとセクシュアルマイノリティ
⑦性と生殖の基礎知識
⑧部落出身の女性
⑨障害のある女性
⑩ジェンダーと日本文学
⑪ドメスティック・バイオレンス
⑫環境とジェンダー
⑬日本における外国人女性
⑭性分化疾患
⑮男性のジェンダー
⑯まとめ
順番は、講師との調整で変動する
第1回レポートにコメントを付けて返し、第2回レポートに生かす形でフィードバックする。
事前・事後学修の内容 レポート(2000字以上)2回 
講師の話に関連して、ジェンダー・セクシャリティ・マイノリティをテーマにしたレポート(参考文献や参考URLを明記する)。マイノリティをテーマにするときにも、ジェンダーかセクシュアリティに言及すること。
1回は、「自分のセクシュアリティ」をテーマにしたレポートでもよい。
ワードファイルで提出すること。注は脚注機能を使わず、文中に(1)(2)などと記し、文末に(1)~~。(2)~~~。とまとめること。(コピペ予防ソフトが脚注に対応していないため)
ナンバリングコード(試行) LIPOLI1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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