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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 医学部看護学科
地域・老年看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 老年看護学Ⅰ
ろうねんかんごがく いち
Gerontological Nursing Ⅰ
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所 第3講義室

担当教員 磯和勅子(医学部看護学科)、平松万由子(医学部看護学科)他

ISOWA,Tokiko HIRAMATSU,Mayuko

学習の目的と方法

授業の概要 老年看護学の理念に基づき、対象を全人的に捉え、老年期の発達課題と健康課題について、身体的、心理・社会的な側面から、倫理的配慮の視点をもって看護支援するための基礎的能力を養う。また、高齢者の保健行動の特徴を知り、生活機能の観点から自立的な健康維持・増進及び疾病・事故の予防を目指した健康支援と環境調整の方法を学ぶ。
学習の目的 1.老年看護の対象の全人的理解と存在意義について考察し、老年看護学の理念と目標を理解する。
2.老年期にある人の発達課題と健康問題について、加齢に伴う身体的・心理的・社会的変化と特徴を踏まえて、生活機能の観点から看護支援のあり方を理解する。
3.高齢者をとりまく社会としての家族および保健医療福祉システムの現状と課題を知り、社会適応のための老年看護学の役割について理解する。
4.高齢者の倫理的課題と権利擁護について考察し、高齢者の尊厳と権利擁護のための看護支援のあり方を理解する。
5.高齢者の健康目標について、生活機能の観点から自立的な健康維持・増進及び疾病・事故の予防を目指した健康支援および環境調整の方法を理解する。
6.高齢者のコミュニケーションの特徴を知り、対象に応じたコミュニケーションのあり方を理解する。
学習の到達目標 1.年看護の対象の全人的理解と存在意義について考察し、老年看護学の理念と目標を理解することができる。
2.老年期にある人の発達課題と健康問題について、加齢に伴う身体的・心理的・社会的変化と特徴を踏まえて、生活機能の観点から看護支援のあり方を説明できる。
3.高齢者をとりまく社会としての家族および保健医療福祉システムの現状と課題を知り、社会適応のための老年看護学の役割について説明できる。
4.高齢者の倫理的課題と権利擁護について考察し、高齢者の尊厳と権利擁護のための看護支援のあり方を説明できる。
5.高齢者の健康目標について、生活機能の観点から自律的な健康維持・増進及び疾病・事故の予防を目指した健康支援および環境調整の方法を説明できる。
6.高齢者のコミュニケーションの特徴を知り、対象に応じたコミュニケーションのあり方を説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴 PBL

教科書 系統看護学講座 専門Ⅱ 老年看護学 医学書院
系統看護学講座 専門Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 医学書院
参考書 老年看護学概論 「老いを生きる」を支えることとは 南江堂
老年看護学技術  最後までその人らしく生きることを支援する 南江堂
成績評価方法と基準 出席、授業態度、定期試験、レポートを総合して評価する。
再試は行わない。
オフィスアワー 木曜日の11時~12時
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 老年看護学Ⅱ、認知症と看護、在宅看護論Ⅰ、老年看護学実習Ⅰ・Ⅱ
授業改善への工夫 健康高齢者の訪問面接による対象理解の事前学習,居住地域における高齢者ケアシステムの調査などの事前学習及び演習による高齢者疑似体験を踏まえて、学生が主体的に学習する場を多くする。
講義では、事例を取り入れ、具体的な看護場面を実感できるように工夫する。
その他

授業計画

キーワード 老年看護学の機能、全人的理解、老年期の身体的・心理的・社会的変化、高齢者とのコミュニケーション、高齢者ケアおける倫理的配慮、高齢者のケアシステム、高齢者の健康維持・増進への支援(運動・食事・排泄・清潔・睡眠・社会活動・環境)  
Key Word(s)
学習内容 1.高齢者の理解(老いとは、老化と加齢、高齢者の捉え方、多様性)2.高齢者の身体的変化と生活機能およびアセスメント(身体的変化)
3.高齢者の身体的変化と生活機能およびアセスメント(高齢者にみられる身体症状とアセスメント)
4.高齢者の心理・社会的変化と生活機能およびアセスメント
5.高齢者を取り巻く社会制度①(家族、保健医療福祉システムの動向)                              
6.高齢者を取り巻く社会制度②(高齢者の権利擁護)
7.老年看護学とは(老年看護学の理念と目標、老年看護の対象、老年看護に携わる者、老年看護に関わる諸理論)
8.高齢者の健康目標およびヘルスプロモーション
9.高齢者の移動・運動・活動と看護ケア
10.高齢者の栄養・食事と看護ケア
11.高齢者の排泄と看護ケア
12.高齢者の清潔と看護ケア
13.高齢者の生活リズム・睡眠と看護ケア
14.高齢者のコミュニケーションと看護ケア
15.セクシャリティーと看護ケア
16.高齢者の社会活動と看護ケア 
事前・事後学修の内容 1.演習課題(高齢者疑似体験)
目的:高齢者疑似体験による日常生活における不自由さの体験によって対象の心身の理解及び高齢者への日常生活援助・環境調整のあり方を考察する。
方法:専用のスーツを着用し、高齢者および介助者役となって演習を行う。
*実施日時は後日発表となるので必ず出席すること。
レポート課題:高齢者疑似体験からの学び
ナンバリングコード(試行) MD-NGER-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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