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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 言語科学演習 M | |
げんごかがくえんしゅう えむ | ||
Language Science Seminar M | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 言語科学演習 M | |
げんごかがくえんしゅう えむ | ||
Language Science Seminar M | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 澤田 治 | |
SAWADA Osamu | ||
sawadao@human.mie-u.ac.jp | ||
TAの情報 |
授業の概要 | 本演習では、非命題的内容語、感情表出表現(expressives)の意味解釈メカニズムについて考察する。とりわけ、日本語と英語の感情表出表現 (damn、bastard、もっと、よっぽど、敬語、指小辞など)に焦点を当て、(i) それらの意味・機能はどのように理論的に分析することができるのか、(ii) それらはどのような環境・コンテクストで使われうるのか、(iii) 態度補文に埋め込まれた場合、それらはどのように解釈されるか(視点の取り方の問題)、(iv) 命題内容に関わらない意味(慣習的推意、前提)は談話構造の中でどのような役割を果たしているのかといった問題について、形式意味論、語用論、および言語哲学の観点から考える。 |
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学習の目的 | 様々な言語現象について詳しく観察し、意味解釈に関する原理や法則性・体系性を理解する。 |
学習の到達目標 | 身近な言語現象を言語理論を使って分析できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 教科書は使用しません。 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 授業参加、発表、課題:60% 期末レポート:40% |
オフィスアワー | オフィスアワーの時間帯に関しては、最初の授業で決める。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 言語学、英語学関係の科目を履修しておくことが望ましい。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | あらかじめ学生に予習の範囲を指示する。各自が課題を持ち、自分の考えを発表できるよう、プレゼンテーションの場を設ける。 |
その他 |
キーワード | expressives/non-at-issue content, embedded context, attitude predicates, verbs of saying, perspectives, entailment, implicature, tense, modality, indexicality, semantics-pragmatics interface |
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Key Word(s) | |
学習内容 | Week 1: Introduction Week 2-3: The meaning and use of expressives Week 4-5: Formal analyses of expressives Week 6-8: Interpretations of embedded expressives, perspective shifting Week 9-10: Cross-linguistic/language internal variation of (embedded) expressives Week 11-12: Comparison with indexicals, comparison with tense Week 13-14: Expressives and discourse structure Week 15: Presentations |
事前・事後学修の内容 | 毎回リーディングの内容をベースに授業を行います。あらかじめ予習をして、授業に臨んでください。この授業は演習形式の授業ですので、積極的に発言、発表してください。学期の最後には、期末レポートのトピックについて発表してもらいます。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら