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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択
授業科目名 化学B
かがく び
Chemistry B
授業テーマ 遺伝子工学と抗体工学
単位数 2 単位
分野 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 水曜日 9, 10時限
開講場所 工学部 11番教室

担当教員 冨田昌弘(工学部)、湊元幹太(工学部)

TOMITA, Masahiro TSUMOTO, Kanta

学習の目的と方法

授業の概要 現在の遺伝子工学の発展について、その基礎となった実験・発見の歴史的な意義も理解しながら、化学的視点で講述する。
組換えDNA技術の基礎とその応用および社会における役割について理解する。
生物の防御機構、抗体産生の仕組みについて基礎から講述する。
免疫機構、抗体の産生機構、モノクローナル抗体作製法などの抗体工学について理解する。
授業での基礎的事項に基づき、受講生によるセミナー形式の授業を行う。
学習の目的 遺伝子工学および抗体工学に関する基礎的事項を学習し、バイオテクノロジーに関する知識を修得する。
学習の到達目標 遺伝子工学および抗体工学の基礎を修得すると共に、セミナー発表による学習の向上、発表における質疑応答の重要性について学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 プリント配布および適宜紹介する。
参考書 分子生物学の基礎(第4版)G.M. Malacinski 著 川喜田 正夫 訳 東京化学同人
ヴォート基礎生化学(第5版)田宮 信雄ら 訳 東京化学同人
成績評価方法と基準 セミナー発表50%、出席10%、レポート20%、質疑応答を含む授業態度20%
オフィスアワー 水曜日 12:00~13:00 第1合同棟4階 冨田教官室7412 湊元教官室7408
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目
授業改善への工夫 授業に関する意見、感想に基づき柔軟に対応する。
その他

授業計画

キーワード 遺伝子工学および抗体工学の発展とその役割
Key Word(s)
学習内容 第1回 DNAおよびRNAの構造と機能    
第2回 転写、翻訳、セントラルドグマ           
第3回 遺伝物質としてのDNA(歴史的背景)     
第4回 遺伝子のクローニング               
第5回 塩基配列決定方法        
第6回 ポリメラーゼ連鎖反応(PCR法)
第7回 免疫の基礎
第8回 生体防御機構
第9回 抗体産生機構
第10回 抗体の多様性
第11回 モノクローナル抗体の作製方法
第12回 酵素免疫測定(ELISA)法
第13回 セミナー発表および質疑応答
第14回 セミナー発表および質疑応答
第15回 セミナー発表および質疑応答
事前・事後学修の内容 第1回 予習:核酸について
第2回 予習:コドンについて
第3回 予習:遺伝の法則について
第4回 予習:プラスミドベクターについて
第5回 予習:サンガー法について
第6回 予習:DNA合成酵素について
第7回 予習:免疫細胞について
第8回 予習:B細胞、T細胞について
第9回 予習:プラズマ細胞について
第10回 予習:遺伝子再編成について
第11回 予習:ハイブリドーマ作製法について
第12回 予習:抗原抗体反応について
第13回~第15回 予習:各セミナー担当者の発表準備および発表原稿(A3サイズ、1枚)の作成
ナンバリングコード(試行) LICHEM1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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