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開講年度 | 2018 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義[政治社会学Ⅱ] | |
とくしゅこうぎ せいじしゃかいがく | ||
Political sociology | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 岡田宏太郎 | |
OKADA,Kotaro |
授業の概要 | 人間の社会的行為、社会関係の本質についての原理的考察を深めながら、宗教改革、絶対王政の展開、主権国家の成立、産業資本主義等の近代の諸制度の成立と展開について把握し、さらに現代社会の行方について、やはり原理的レベルからの展望を試みる。この中で、社会科学の古典的文献にも親しんでいくが、特に今日的状況のについての考察のために、流行の小説、アニメ等も積極的に取り上げていく。 |
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学習の目的 | 近現代の社会と個人の成立と構造的特質についての原理的理解を深め、マクロな社会現象から身近な人間関係まで、自分なりに分析する手がかりを得たい。またこの中で、社会科学の古典的文献のいくつかの基本的論点、基本的概念を知り、さらには、それらの、ポストモダンへの移行をめぐる今日的意義を再確認していきたい。 |
学習の到達目標 | 1、人間の社会的行為を把握する視点、方法について一定の理解を得る。 2、1に基づき、近代社会の成立と展開、その特質について基礎的理解を得る。 3、1に基づき、今日の社会の危機の諸相を理解し、それらをのり越える展望、可能性を考察するための視座を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 教科書は使用しない。 |
参考書 | 大塚久雄『宗教改革と近代社会』(みすず書房)、M・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 』(岩波文庫) 、K・マルクス『資本論』(岩波文庫等)、A・ギデンズ『暴走する世界』(ダイヤモンド社)、『モダニティと自己アイデンティティ』(ハーベスト社)、大澤真幸『不可能性の時代』(岩波新書) |
成績評価方法と基準 | 基本的に期末試験により決定する(90%)。出席点を加味する(10%)。 |
オフィスアワー | 非常勤講師なので質問等は授業の前後にお願いします。なお、授業時間内に質問を回収する仕組みを設けます。 |
受講要件 | 特にないが、講義のテーマに関心をもっていることが望ましい。 |
予め履修が望ましい科目 | 教養教育「政治学」(岡田担当)、前期の「政治社会学 I」。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 講義内容を取捨選択し、話の流れをよくしたい。また、質問を定期的に回収する仕組みを設け、重要な質問については授業時間内に答え、受講者全員で共有できるようにしたい。 |
その他 |
キーワード | 社会的行為、主権国家、プロテスタンティズム、労働の疎外、ポスト・モダン |
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Key Word(s) | Nature of Social Action, Sovereign State, Protestantism, Alienation of Labor, Post Modernity |
学習内容 | 1、西欧における近代の成立 2、社会的行為と言葉 3、近代における「合理化」 4、プロテスタンティズムとピエテートの抑圧 5、宗教改革と絶対王政 6、国際的システムの中の主権国家 7、宗教改革と資本主義 8、カルヴァンの「予定説」 9、市民革命と近代社会の諸様相 10、労働の疎外 11、ケインズ主義的経済政策と福祉国家 12、戦後日本政治のパラドクス 13、モダンの展開とセルフ・アイデンティティ 14、モダンとポスト・モダン 15、まとめ |
事前・事後学修の内容 | 各回の講義は、相互に関連し合って全体の内容を構成していくので、継続的に出席し、前回までの内容をよく復習して次の講義に備えることが望ましい。また、講義の中で、重要ポイント、キーワードを明示していくので、期末試験にむけてそれらをおさえていくこと。 参考文献のうち、取り組みやすいものから読んでみること。分からないことは、積極的に質問して解決していくこと。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-POLI-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら