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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 中国の文学E
ちゅうごくのぶんがくE
Chinese Literature E
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 中国の文学E
ちゅうごくのぶんがくE
Chinese Literature E
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
他学部・他研究科からの受講は歓迎
市民開放授業 市民開放授業
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 劉 靈均(人文学部)

LIU, Ariel Ling-chun

学習の目的と方法

授業の概要 主に20世紀以後の台湾の文学の作品を読む(原文が日本語のものは原文を、原文が中国語のものは日本語訳を使用)。台湾で書かれた文学作品を読むことにより、台湾および東アジア・東南アジアの歴史を理解し、台湾における複雑な言語環境、社会的文脈、その文学における中国と日本など周辺各国の影響や独自の発展、さらにマイノリティ文学の多元性について認識し、台湾、東アジア、東南アジア、中国語圏ないし世界中、また身近な日本における文学と社会の関係のあり方について思考する。
学習の目的 文学テキストを精読できるようになる。そして台湾の文学作品を通じて、台湾の文学、台湾の歴史、台湾とアジア各国の複雑な歴史のつながり、日本統治期から現在までの社会問題を理解し、文学、社会、言語、国家の間の複雑な関係およびそのあり方について自発的に思考するようになる。
学習の到達目標 台湾の文学作品を通じて、台湾の文学、台湾の歴史、台湾とアジア各国の複雑な歴史のつながり、日本統治期から現在までの社会問題を理解し、文学、社会、言語、国家の間の複雑な関係およびそのあり方について自発的に思考するようになり、あらゆるテキストおよび社会現象に問題意識を抱き、自ら理解して解決する力を見つけるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 授業時に指示する。
参考書 授業時に指示する。
成績評価方法と基準 短いコメントペーパー(毎週)40%。期末レポート30%。出席、討論する意欲30%。
オフィスアワー 水曜日、木曜日の5、6時限、教養教育4号館409研究室。事前にアポイントメントを取ることをお勧め。
受講要件 毎週作品(日本語の原文か中国語原文の日本語訳)を読むこと
予め履修が望ましい科目 文学関連の授業
発展科目 中国文学演習C,D
授業改善への工夫 多読を要する。
その他

授業計画

キーワード 台湾文学、東南アジア、東アジア、社会問題、マイノリティ、アイデンティティ、日本統治期
Key Word(s)
学習内容 1 授業の紹介
2 台湾の歴史
3 楊逵「新聞配達夫」
4 西川満『媽祖祭』より
5 呂赫若「風水」
6 舞鶴「調查 敘述」
7 彭小妍「客家村から来た花嫁」
8 白先勇「遊園驚夢」
9 李昂「殺夫」
10 ジュディ・オング「魅せられて」およびそのカバー曲
11 鴻鴻『土製炸彈』より
12 莫那能の詩、先住民族のドキュメンタリー映画
13 温又柔「失われた母国語を求めて」
14 李琴峰「ディアスポラ・オブ・アジア」
15 復習
事前・事後学修の内容 各回に予習すべき資料を指示する。
ナンバリングコード(試行) HUASOC2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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