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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養基盤科目・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
選択・必修
教育学部理科教育の学生は必修
授業科目名 基礎生物学 A
きそせいぶつがく えい
Basic Biology A
単位数 2 単位
分野
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 木曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 平山 大輔(教育学部理科教育講座)

HIRAYAMA, Daisuke

学習の目的と方法

授業の概要 環境や生態系に及ぼす人間活動の影響が大きい今日では、生物学に関する確かな教養をもつことはきわめて重要である。また、生物学は重要なだけでなく、未解明の現象に満ちた非常に面白い学問である。この講義では、生命の起源や生物多様性など、最近注目されている話題を中心に、生物学の基本事項を幅広く学ぶ。
学習の目的 生命の起源や生物多様性など、生物学において最近注目されている話題に関する知識を習得する。
学習の到達目標 生物や自然界に関する様々な現象を、科学的な見方で理解することができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 教科書は特に指定しない。スライドや配布資料を用いて講義を行う。参考となる書籍については講義中に適宜紹介する。
参考書 ワークブックで学ぶ生物学の基礎(第3版)(後藤太一郎 監訳、オーム社)、生態学入門(第2版)(日本生態学会編、東京化学同人)、地球生物学(池谷仙之・北里洋 著、東京大学出版会)
成績評価方法と基準 平常点50%、期末試験50%、合計100%で成績を評価する(合計が60%以上で合格)。ただし、出席状況や受講態度によっては評価の対象としない。
オフィスアワー 毎週月曜:12:00-13:00、場所:教育学部1号館2階 平山研究室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
授業改善への工夫 学生の理解度を確認しながら講義を進め、学生が無理なく広い教養をもつことができるよう図る。
その他

授業計画

キーワード 生命、生態、生物多様性
Key Word(s) Life, Ecology, Biodiversity
学習内容 第1回: 生物学の魅力と重要性
第2回: 細胞の起源
第3回: 細胞の特性
第4回: DNAと遺伝
第5回: 分子生物学の応用
第6回: 生態系のなりたち;生物の集団と環境
第7回: 生物の地理的分布とその要因
第8回: 時間と自然現象
第9回: 気候環境の変動
第10回: 個体数(人口)の変動
第11回: 生物間の相互作用 1;競争と捕食-被食
第12回: 生物間の相互作用 2;共生
第13回: 生物の変遷
第14回: ヒトの起源
第15回: 生物多様性とその保全
第16回: 期末試験
事前・事後学修の内容 各回での主なテーマ(問いかけ)は以下の通り。配布資料や講義ノート等をもとに、下記の課題の理解に努めること。

第1回: なぜ生物学を学ぶのか?
第2回: すべての細胞は細胞から。では地球上で最初の細胞はどこから来たのか?
第3回: 細胞は何をしているのか?
第4回: 遺伝子とは何か?
第5回: 分子生物学は医療や生活にどう応用されているのか?
第6回: 生態系の栄養段階はなぜたいてい3次や4次で終わるのか?
第7回: 何が生物の分布を決めるか?カンガルーはなぜオーストラリアにだけいるのか?
第8回: 気候は変動し、大陸は動く。時間でさえ不変ではない?
第9回: 生物をとりまく気候環境はどのように変動してきたか?
第10回: 生物の数に潜む法則とは?
第11回: 競争や捕食-被食は生物に何をもたらすか?
第12回: 共生とは何か?
第13回: 生物はどのように変遷してきたのか?
第14回: ヒトはどこから来たのか?
第15回: なぜ生物多様性の保全が大切なのか?
ナンバリングコード(試行) LIBIOL1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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