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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 生物資源学B
せいぶついしげんがくびー
Bioresources B
授業テーマ 食と農からみた世界
単位数 2 単位
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 徳田 博美(生物資源学部)

TOKUDA, Hiromi

学習の目的と方法

授業の概要 食料の世界でも進展しているグローバリゼーションとその中心にあるアグリビジネスの実態を解説し、極めて低い食料自給率の下にある日本の食料事情について考える。
学習の目的 人間が生きていく上で最も基礎的な物資である食料におけるグローバリゼーションの実像を、明暗両面において理解し、世界的な視野から身近な食生活について考えられるようにする。
学習の到達目標 世界の食料需給動向や農産物貿易の概要やWTOなどによる農産物貿易などに関する国際ルールについて理解し,これからの世界の食料や農業のあり方について,日本の食料事情や世界の饑餓の実態も踏まえて,自らの考えを持てるようにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

「感じる力」=20%、「考える力」=40%、「生きる力」=20%、「コミュニケーション力」=10%

授業の方法 講義

授業の特徴 Moodle

教科書
参考書 大塚茂・松原豊彦編「現代の食とアグリビジネス」有斐閣選書
成績評価方法と基準 講義中のレポート20%、期末試験80%
オフィスアワー 毎週月曜日・火曜日12:00~13:00
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 できるだけ身近な話題や注目されている話題を取り上げることで、学生が自分自身の問題として考えられるようにする。
その他

授業計画

キーワード アグリビジネス、グローバリゼーション、飢餓と飽食、食文化、食の安全
Key Word(s) Agribusiness, Grobalization, Hunger and Satiation, Food Culter, Food Safety
学習内容 1.ガイダンス~日本の食・農事情と食をとらえる視点~
2.フードビジネスと現代の食
3.世界の食料事情と多国籍アグリビジネス
4.食料貿易とWTO体制
5.市場と政治の間で揺らぐ世界の穀物需給
6.産物の生産・流通と食肉ビジネス
7.果実・果汁と野菜のグローバル化
8.食の簡便化と冷凍食品生産拠点のアジア展開
9発展途上国の貧困と熱帯産品貿易~コーヒーと紅茶~
10.水産物市場のグローバル化と資源保護
11.食料とエネルギーとの相克
12.食の安全と表示をどうするか
13.農業技術の高度化と食料・農業問題
14.グローバリゼーションとの対抗軸-国内編-
15.グローバリゼーションとの対抗軸-国際編-
事前・事後学修の内容 予習・・次回扱うテーマについて、最近どのような問題が起きているのかマスコミ、インターネットなどで調べてみる。
復習・・授業で配布したプリントなどで復習するとともに、興味があるテーマについては授業で紹介した関連文献などで独習する。
授業で扱った話題などに関して各自調べたものを、3回程度レポートとして提出を求める。
ナンバリングコード(試行) LIBIOS1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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