シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2018 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 中小企業論 | |
ちゅうしょうきぎょうろん | ||
Small Business | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
|
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 岩坂 和幸(非常勤講師) | |
IWASAKA,Kazuyuki |
授業の概要 | ①中小企業基本法(1963年)、改正中小企業基本法(1999年)、小規模企業基本法(2014年)など法体系の理解を通して日本経済における中小企業の役割と課題を理解した上で、②『中小企業白書』『小規模企業白書』の最新版を通して、中小企業の関係や、生産分業システム(下請制)と中小企業や産業集積と中小企業関係、中小企業金融、ベンチャー企業などについて学ぶ。 |
---|---|
学習の目的 | 日本経済の屋台骨である中小企業がものづくり分野や小売の分野で果たしている役割と課題とはどのようなものか、また経済のグローバル化と生産分業の変化、1980年代半ば以降顕著となった新規開業数より休業・廃業数が増加したことによる中小企業の減少と起業や「革新的」ベンチャーの育成の現状と実態と課題などについて理解してもらう。 |
学習の到達目標 | 地域のモノづくりや地産地消といった循環型社会、地域文化などにおいて中小企業が果たす役割について興味を持ってもらい、起業・創業や中小企業の育成・支援などに直接・間接に関わる仕事に関心を持って頂きたい。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | レジュメ・資料を配布して講義を行うので教科書は指定しないが、2018年度版『中小企業白書』と『小規模企業白書』を経済産業省のホームページからダウンロードしておいてもらいたい。 |
参考書 | 植田浩史他著『中小企業・ベンチャー企業論』有斐閣(2014年) 関満博著『日本の中小企業』中公新書(2017年) |
成績評価方法と基準 | レポート30%、試験70% |
オフィスアワー | 本務校ではないため、講義終了後か、またはメールで問い合わせ下さい。 メールアドレス:gkgtk558@yahoo.co.jp メールの要件の欄に氏名(三重大学)を必ず記載して下さい。 世話役教員:青木雅生 |
受講要件 | 経営学の基礎的理解を必要とするため経営学総論は出来るだけ受講して下さい。 |
予め履修が望ましい科目 | 経営学総論 |
発展科目 | 特になし |
授業改善への工夫 | 講義内容についての質問や疑問点を毎回書いてもらい、次の授業で説明する。 |
その他 |
キーワード | 問屋制、経済の二重構造、下請制、中堅企業、山脈構造型社会的分業構造、ピラミッド型社会的分業構造、企業規模の過小過多、格差是正、先端技術開発型ベンチャー、雇用創出型ベンチャー |
---|---|
Key Word(s) | putting out system,dual structure of economy, subcontract,steady business enterprise,mountain-chain-structure type social division,pyramidal type social ,too small size of enterprize and too much small enterprise,correction of company,high-tech type venture,Job opportunity creating venture |
学習内容 | 1.講義紹介、『中小企業基本法』(1963年)の制定と新『中小企業基本法』(1999年)の理念と中小企業政策の柱について 2.『小規模企業基本法』(2014年)の概要と意義 3.中小企業の現状と課題①~『2018年度版中小企業白書』~ 4.中小企業の現状と課題②~『2018年度版中小企業白書』~ 5.中小企業の現状と課題③~『2018年度版小規模企業白書』~ 6.中小企業の現状と課題④~『2018年度版小規模企業白書』~ 7.経済発展と中小企業①第1部戦前~高度成長期 8.経済発展と中小企業②第2部オイルショック~現在 9.経済構造の変化と中小企業 10.中小企業と生産分業システム(下請制)ピラミッド型分業構造、山脈型分業構造 11中小企業と金融 12.グローバル化と中小企業 13.ベンチャー企業(ベンチャー企業の定義、ベンチャー企業の分類、ベンチャー・ブームについて) 14.ベンチャー支援の制度的環境と育成の仕組み、ベンチャー・キャピタルと支援インフラ 15.小売業におけるフランチャイズ・システムと中小企業~コンビニ・ビジネスを中心に~ |
事前・事後学修の内容 | 毎回の授業内容についての感想と疑問や質問を出してもらう。 また授業内容の理解を確実にするために、復習を兼ねた授業内容についてのまとめに相当するレポートを次回の授業で提出してもらう。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-MANA-2 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら