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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士前期課程)
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 工学イノベーション専門英語Ⅰ
こうがくいのべーしょんせんもんえいごいち
Technical English for Engineering Innovation Ⅰ
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他研究科の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間
開講場所

担当教員 八神寿徳

YAGAMI, Hisanori

学習の目的と方法

授業の概要 国際的にもイノベーションの推進は産業の発展に不可欠であることがいわれており、そのなかで世界でも共通して知的財産の重要性が挙げられている。知的財産の創出・保護・活用に関する知識は、今後産業界を担う人材には必須の要素である。企業や研究機関にかかわらず、既存技術や他者の技術動向等の情報収集をおこない分析し、自己の技術の位置を把握する力、さらに自己の知的財産を如何に保護・活用するかの立案力が、知財戦略を立てるうえで欠かせない。
本特論では、海外の知的財産権制度について解説し、工学イノベーション分野における国際的な知的財産の創出・保護・活用方法について習得する。演習を通じて、工学イノベーション分野における海外技術の情報収集および分析スキルについても習得する。海外における工学イノベーション分野の先端技術・研究について、ネイティブの英語ヒアリングもおこない、英語でのプレゼンテーションについて学ぶ。また、研究開発を海外機関と連携しておこなううえで必須となる各種英語契約について解説し基礎知識を習得する。
学習の目的 海外を対象とした知的財産活動または知財マネジメントを行う際に必要な知識・技術を習得する。
学習の到達目標 1.海外における知的財産制度を理解し、基礎知識を習得する。
2.海外の特許や論文等を対象とした先行技術調査を効率的におこなうスキルを習得する。
3.海外における特許や商標等の取得方法について理解し必要な知識を習得する。
4.研究開発を海外機関と連携しておこなううえで必須となる各種英語契約について解説し基礎知識を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 キャリア教育の要素を加えた授業

教科書 別途提示する。
参考書
成績評価方法と基準 出席7割以上を単位認定対象とする。レポートとあわせて評価する。
オフィスアワー メールもしくは電話で訪問時間について担当教員に連絡を取り、面談をおこなう。
受講要件
予め履修が望ましい科目 知的財産権の基礎的な内容については第1回目の授業で簡単に解説するに留まるため、工学イノベーション特論Ⅳと併せて履修することが望ましい。
発展科目
授業改善への工夫 学生の興味がある技術をアンケートなどで収集し、講義でのフィードバックを目指す。
その他 (本学の教育目標との関連)
「感じる力」=20%、「考える力」=40%、「生きる力」=20%、「コミュニケーション力」=20%

授業計画

キーワード 知的財産、契約、産学連携
Key Word(s) Intellectual Property, Agreement, Industry-Academia Collaboration
学習内容 第1回 知的財産権基礎
第2回 海外の産業財産権制度
第3回 検索実習(海外の特許、商標、論文等の基本的な検索方法)
第4回 検索実習(海外特許文献の読み方)
第5回 演習(海外文献調査)
第6回 演習(海外文献分析)
第7回 演習(海外文献と自己の研究内容の比較分析1)
第8回 演習(海外文献と自己の研究内容の比較分析2)
第9回 海外における工学イノベーション分野の先端技術紹介1
第10回 海外における工学イノベーション分野の先端技術紹介2
第11回 海外における工学イノベーション分野の先端技術紹介3
第12回 各種契約と知的財産
第13回 各種契約と知的財産の保護・活用(Collaboration Agreement)
第14回 各種契約と知的財産の保護・活用(Non-Disclosure Agreement、Material Transfer Agreement)
第15回 各種契約と知的財産の保護・活用(Patent License Agreement)
事前・事後学修の内容 ○知的財産の基礎を予習しておくこと。
○授業で配布する資料を授業後にも読んでおくこと。
ナンバリングコード(試行) TENG4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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