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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 工学部建築学科 ・専門教育
建築構造
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 建築防災工学
けんちくぼうさいこうがく
Disaster Prevention Engineering
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 畑中 重光、○花里 利一(工学部建築学科)

HATANAKA,Shigemitsu, ○HANAZATO Toshikazu

学習の目的と方法

授業の概要 地震のメカニズム、地震災害と防災体制、地震動を受けた建築物の挙動と被害、および建築物の耐震設計法について学習する。南海トラフ巨大地震、紀伊半島の活断層地震など、特に三重県地域の災害にもスポットライトを当てる。ビデオによって地震災害の実際を見て対策を考えること、さらには卓上実験を通して、建築物の振動を体得しつつ振動論を学習することにも重点を置く。
学習の目的
学習の到達目標 地震・防災に関する情報を正しく収集し、理解し、応用できる能力を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 教科書:地震と建築防災工学(小野徹郎・小浜芳朗・畑中重光・他,理工図書)
参考書
成績評価方法と基準 100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
配点は、演習課題30%、試験70%とする。
オフィスアワー 原則的に毎週の授業後.質問等は教員室にて随時受け付けている。電子メールも随時対応する.hatanaka@arch.mie-u.ac.jp,hanazato@arch.mie-u.ac.jp
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 地学により、地震のメカニズムを理解しており、基礎微分積分学により、2階の微分方程式が解けることが望ましい。建築力学I・II・III、鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造で得られた知識の応用も多い。
発展科目 建築構造設計演習
授業改善への工夫 初回の授業で,目的,到達目標,成績評価の方法と基準などを説明し,位置づけの明確化に努める.授業評価アンケートに基づく改善を行う.
その他

授業計画

キーワード 地震、津波、液状化、振動論、耐震設計
Key Word(s) Earthquake, Tsunami, Liquefaction ,Structural dynamics
学習内容 1.建築防災工学概論(阪神・淡路大震災と東日本大震災)
2.地震発生のメカニズムと三重県の地震危険度
3.地震動の尺度と特性
4.地盤の液状化と側方流動、東日本大震災の地盤被害
5.兵庫県南部地震1(RC造建物の被害と対策)
6.兵庫県南部地震2(材料施工上の問題点、ブロック塀の被害と対策)
7.兵庫県南部地震3(木造建物の被害と対策)
8.津波と東日本大震災
9. 建築振動論の基礎
10.自由振動卓上実験と計算
11.減衰自由振動の解
12.調和振動と共振曲線
13.地震応答解析の基本
14.応答スペクトルと耐震設計
15. 小型振動台による耐震実験
16.試験
事前・事後学修の内容 <予習>各回において前回の授業内容を確認し,教科書・資料を通読する.
<復習>各回終了後に,教科書・資料を通読する.
ナンバリングコード(試行) EN-ARCH-3

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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