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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 工学部建築学科 ・専門教育
建築設計・計画
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
建築学科
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 建築図学
けんちくずがく
Architectural Graphics
単位数 1.5 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 火曜日 1, 2, 3, 4時限
開講場所 工学部院生棟4階アトリエ

担当教員 ○大井 隆弘(工学部建築学科)

○OHI Takahiro

学習の目的と方法

授業の概要 建築の学習において、立体図形の把握と表現は、最も重要な基礎能力である。この科目では、各種投影図法に関する講義と、建築図面の制作演習を密接に結び付け、この能力を修得する。図面の美的構成法、制作作業の時間配分などについても、実践を通じて体得する。さらに、三次元図形問題の図的解法について学習する。この点についての修得度については、試験で評価する。
学習の目的 建築学の実務ならびに学習において必須とされる、3次元立体図形の図面表現および把握方法を修得し、それを運用できる能力を獲得することを目的とする。
学習の到達目標 各種投影図法を用いて立体図形の把握と表現が出来る。建築図面の制作方法(ハードラインの図面、構図の美的構成法、制作作業の時間配分など)を習熟する。三次元図形問題の図的解法を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 PBL

教科書 フランシス・D・K・チン(太田邦夫訳):建築製図の基本と描きかた、彰国社 (古書で構わない)
具体的な課題等はプリントを配布する。
参考書 課題に応じて演習中に紹介する。
成績評価方法と基準 全課題提出のあった学生を成績評価の対象とする。成績評価は、すべての提出物の成績(それぞれ100点満点)にもとづき、即日演習1から8の平均点に20%、課題1から4の平均点に50%、試験成績に30%を乗じ、合計得点が60点以上の学生を合格とする。
オフィスアワー 研究室にて随時対応可。電子メールも随時受付可(大井:takahiro.ohi@arch.mie-u.ac.jp)
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 建築設計製図Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
授業改善への工夫 演習課題、説明資料、出題課題などは、すべてムードルに掲載する。
受講生からのコメントを歓迎する。
その他

授業計画

キーワード 投影図法、描法、製図法、立体幾何学
Key Word(s) Graphic, Drawing, Projection, Sketching, 3D Geometry, Perspective
学習内容 1. 1〜2限(製図用具購入案内) 
1. 3〜4限 建築図法概論(講義)
2. 1〜2限(情報リテラシー講習:総合情報処理センター教員:学内情報機器の使用方法)     
2. 3〜4限 ハードラインの製図法(即日演習1)
3. 1〜2限(情報倫理講習:総合情報処理センター教員:著作権など) 
3. 3〜4限 正投影図法/副投影(講義+即日演習2)+課題1(建築物のハードラインの図面)出題
4. 1〜2限(付属図書館講習:附属図書館教員:図書検索方法など)
4. 3〜4限 構図および図面表現(講義)
5. 1〜2限 斜投影図法(講義+即日演習3)+課題2(建築物の斜投影図)出題 
5. 3〜4限 課題1 個人指導
6. 1〜2限 軸測投影図法(講義+即日演習4)+課題3(建築物の軸測投影図)出題
6. 3〜4限 課題1, 2 個人指導
7. 1〜2限 陰影(講義+即日演習5)
7. 3〜4限 課題1, 2,3 個人指導
8. 1〜2限 反射(講義+即日演習6)
8. 3〜4限 課題1, 2,3 個人指導
9. 1〜2限 透視投影図法(講義+即日演習7)+課題4(建築物の透視図)出題 
9. 3〜4限 課題1, 2,3 個人指導
10. 1〜2限 スケジュール管理(講義)
10. 3〜4限 課題1, 2,3, 4 個人指導
11. 1〜2限 三次元学図学の図的解法1:点視, 線視, 実長, 実形の概念
11. 3〜4限 課題1, 2,3, 4 個人指導
12.1〜2限 課題1, 2, 3, 4 講評          
12.3〜4限 三次元図形幾何学の図的解法2:点視, 線視, 実長, 実形の概念を利用した問題の解法1
13.1〜4限 三次元図形幾何学の図的解法3:点視, 線視, 実長, 実形の概念を利用した問題の解法2
14.1〜4限 三次元図形幾何学の図的解法4:展開図/立体の相関の解法
15.1〜4限 三次元図形幾何学の図的解法5:斜投影図、軸測投影図、透視投影図上での解法
16. 三次元図形幾何学試験
事前・事後学修の内容 各即日演習の完全な理解。課題1〜4の制作。三次元図形幾何学の図的解法については、問題を配布するので、各自解き、完全に理解して試験に臨むこと。
ナンバリングコード(試行) EN-ARCH-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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