シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)創成工学教育科目 | |
領域 |
創成工学 |
|
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 物理工学応用特論 | |
ぶつりこうがくおうようとくろん | ||
Applied Physics Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
|
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
火曜日 7, 8, 9, 10時限 時間開講日は物理棟1F掲示板にて指定 |
|
開講場所 | 各研究室 | |
担当教員 | 竹尾 隆, 中村 裕一(工学研究科物理工学専攻),他非常勤1名 | |
TAKEO takashi, NAKAMURA yuichi |
授業の概要 | 物理工学を基礎とする機械,電気電子機器のトラブル事例にとり,本質的要因に“気付く力”(感じる力,問題発見能力)とトラブル発生のメカニズムを“ひらめく力”(考える力,トラブル予知能力)を自己研鑽していくための素養を,PBL形式の授業の中で修得する.前半では『電子産業における各種トラブル事例とその解決例』を取り上げる.トラブル事例主要因の高周波回路を学習する.後半では『自動販売機商品搬出装置のグリースを塗布したのプラスチック製の保持ストッパーが摩擦力が大きくなり解除せず搬出できない不具合』を取り上げる.トラブル事例主要因の「滑り摩擦」物理現象に関する学問であるトライボロジーをピンポイントに学習し,実験では搬出装置実機での摩擦実験および基礎的な摩擦実験を行う. |
---|---|
学習の目的 | 機械,電気電子機器のトラブル事例にとり,本質的要因に“気付く力”(感じる力,問題発見能力)とトラブル発生のメカニズムを“ひらめく力”(考える力,トラブル予知能力)を自己研鑽していくための素養を,PBL形式の授業の中で修得する. |
学習の到達目標 | |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 実習 |
授業の特徴 | PBL |
教科書 | 参考書:トライボロジー入門(岡本純三他2名,幸書房) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 授業中態度、レポートなど |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 | 講義日指定につき,掲示板で日程を確認すること.非常勤先生は2名ですが各先生,2,3回分をまとめて1日で行う. |
キーワード | 物理工学 機械 電気回路 高周波技術 EMC トライボロジー 摩擦 |
---|---|
Key Word(s) | phsysics engineering, Electric circuit, RF technology, EMC, machine, tribology, friction, |
学習内容 | 第1回 第2回 (1)製造業における会社組織と会社のしくみ 竹尾 (技術系企業における各種部署の紹介、プロジェクトと経営方針、利益と品質管理) 第3回(2) 電子産業における各種トラブル事例とその解決例 竹尾 (EMC問題、雷サージ・静電気問題、振動・強度問題、腐食問題等) 第4回(3) EMC対策に必要な電子回路、高周波回路講座1 竹尾 (低周波と高周波の違い、分布定数回路について、反射とインピーダンス、有線と無線) 第5回(4) EMC対策に必要な電子回路、高周波回路講座2 竹尾 (プリント基板設計法、アンテナ、電波伝搬、携帯電話とデジタル通信) 第6回 第7回(5) 高周波回路設計に必要な各種測定器の操作法1 (スペクトラムアナライザとオシロスコープ、FFT、フーリエ変換等) 第8回(6) 高周波回路設計に必要な各種測定器の操作法2 竹尾 (ネットワークアナライザ、Sパラメータの測定) 第9回(7)地上デジタル放送とアナログ・デジタル技術 竹尾 第10回 第11回 トライボロジー【グループ討議:事例解説,対策例】非常勤, 中村 第12回 トライボロジー【実験1】 中村 第13回 トライボロジー【実験2】 中村 第14回 トライボロジー【実験3】 中村 第15回 トライボロジー【基礎講義】 中村 第16回 トライボロジー【演習】 中村 |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | EN-PHYS-5 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら