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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)創成工学教育科目 | |
領域 |
創成工学 |
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受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 高品質組込みシステム特論 | |
こうひんしつくみこみしすてむとくろん | ||
High Quality Embedded System | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | 工学部12番教室 | |
担当教員 | 鶴岡信治(工学研究科電気電子工学専攻) | |
TSURUOKA Shinji |
授業の概要 | 組込みシステム(SoC,システムLSI)の具体的な設計事例を使用して、自己学習とグループ学習により事例に使用されている電気電子工学の種々の手法を深く理解し、高信頼のものづくりを実現するための設計思想を創造する能力を育成する。設計事例としては、FPGAボードとパソコンを使用し、C言語でシステム開発する方法を体験し、PBL(自己学習とグループ討論、発表会)により理解を深める。 |
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学習の目的 | FPGAボードとC言語を使用して、システム開発する方法を体験する。開発するシステムとして、16進カウンタ、赤色LED、7セグメントLED、押しボタンスイッチを組み合わせたシステムの制御方法を学習する。 |
学習の到達目標 | (1)組込みシステムを設計する能力を事例を通してPBL(自己学習とグループ学習、発表会)によりシステム開発能力を育成する。 (2)多面的に視点から組込みシステムの設計事例を深く理解する習慣を身につける。 (3)自分の意見をまとめて書面にまとめ、他人に説明し、グループ討論する能力を育成する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 実習 |
授業の特徴 | PBL Moodle |
教科書 | 鳥海佳孝:【実践】C言語による組込みプログラミングスタートブック、技術評論社 |
参考書 | 図解入門よくわかる最新組み込みシステムの基本と仕組み(藤広哲也、(株)秀和システム) |
成績評価方法と基準 | レポート60%、グループ発表40% |
オフィスアワー | 毎週水曜日12:00-13:00 電気電子棟4階1406室 |
受講要件 | 電気電子工学、情報工学の基礎知識とその応用分野の一部を身につけていること |
予め履修が望ましい科目 | 学部(電気電子工学科):情報数学と論理回路,プログラミング演習,プログラミング言語,アルゴリズムとデータ構造,電気回路,電子回路,情報通信工学,計算機工学、電気電子設計(ディジタルシステム設計、ソフトウェア設計)、プレゼンテーション技法、技術者倫理など |
発展科目 | 特別研究 |
授業改善への工夫 | 学生が自ら学習する能力を高めるために、調査・学習レポートを重視し、コミュニケーション能力を育成するために、グループ学習を取り入れ、グループでの発表を取り入れている。また発表を評価する能力を育成するために学生が相互に成績評価(グループ間評価、グループ内評価)を行い、最終評価に学生の評価値を取り入れている。 |
その他 |
英語対応授業である。 英語による授業 |
キーワード | 組込みシステム、マイクロプロセッサ、半導体設計、システム設計、ハードウェア設計、システムLSI(SoC)、ディジタル電子回路、携帯電話、カーエレクトロニクス(車載LAN、カーナビ)、デジタル家電(デジカメ、DVD)、 |
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Key Word(s) | Embedded system, Microprocessor, Semiconductor design, System design, Hardware design, System LSI (SoC), Digital electronic circuit, Mobile phone, Car electronics (On-vehicle LAN, Automobile navigation system), Digital home electric appliances (Digital camera, DVD) |
学習内容 | 第1回 なぜ組込みシステムが電子機器に使用されているのか?、組込みシステムとは何か、FPGAを使用したボードとその開発方法 第2回 組込みシステムの役割(デジタル家電、グループ討論・発表) 第3回 組込みシステムの設計方法(設計手順、グループ討論・発表) 第4回 C言語によるハードウェア設計 第5回 FPGA設計ツール(開発環境)とボードの解説 第6回 自動販売機における組込みシステムの利用と失敗事例1(外部講師) 第7回 FPGAボードの動作確認実験:カウンタ用LEDの点滅(グループ実習) 第8回 FPGAボード上の7セグメントLEDの動作確認(グループ実習) 第9回 自動販売機における組み込みシステムの利用と失敗事例2(外部講師) 第10回 組込みシステムの設計実習1(要求仕様、グループ実習) 第11回 組込みシステムの設計実習2(システム設計、グループ実習) 第12回 組込みシステムの設計実習3(仕様記述、グループ実習) 第13回 組込みシステムの設計実習4(論理合成と動作確認、グループ実習) 第14回 組込みシステムの設計実習についての発表会(グループでの発表) 第15回 設計活動、グループ活動の省察(グループ討論、グループ内評価など) |
学習課題(予習・復習) | 三重大学のeラーニングシステムMoodleでその都度指示する。 |
ナンバリングコード(試行) | EN-ECOM-5 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら