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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 医学部医学科 ・生体の構造と機能
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 生化学
せいかがく
Biochemistry
単位数 「生体の構造と機能」として18 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

スケジュール表による

開講時間 火曜日 5, 6, 7, 8時限
開講場所

担当教員 緒方 正人(医学系研究科機能プロテオミクス),藤川 隆彦(非常勤講師),樋廻 博重(非常勤講師),竹林 慎一郎(医学系研究科機能プロテオミクス),大隈 貞嗣(医学系研究科機能プロテオミクス)

学習の目的と方法

授業の概要 生化学(Biochemistry)は生命現象の全般を化学的に追求する学問である。具体的には、生体物質の化学構造とその性質、機能、代謝、代謝の調節機構、栄養等を学ぶと共に、各種疾患の化学的根拠を理解することを目的とする。
学部教育では生化学の基本的事項を理解し、全体を見渡す広い視野を獲得する事によって、この後医学を理解してゆくための基礎を確立する。大学院では、様々な生命現象と病態のしくみを明らかにすることで、疾患の治療と診断につながる基礎を築くことを目標とする。
学習の目的 生体を支える各種の代謝と、それを制御する仕組みの基礎を理解する。
学習の到達目標 生化学の基本的事項を理解し、全体を見渡す広い視野を獲得する事によって、この後医学を理解してゆくための基礎を確立する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

「感じる力」 = 20%
「考える力」 = 60%
「生きる力」 = 10%
「コミュニケーション力」= 10%

授業の方法 講義 実習

授業の特徴

教科書 教科書:南山堂「図解よくわかる生化学」第1版、または、南山堂「新生化学入門」第5版、および講義プリント
参考書 参考書:"Molecular Biology of the Cell";”Essential細胞生物学”
その他、丸善「ハーパー生化学」;東京化学同人「ホートン 生化学」;東京化学同人「ヴォート 生化学」;東京化学同人「ストライヤー 生化学」;金原出版「現代の生化学」
成績評価方法と基準 1)出席点ならびに小テスト
講義毎に出席をとり、出席率100%に対し満点の10点を与える。(以下、65%、3点、70%、4点、75%、5点、80%、6点、85%、7点、90%、8点、95%、9点、100%、10点)。また、講義内容についての小テストを行う場合もある。この場合は、基準を満たす答案を提出した場合に出席扱いとして出席点算出のデータに算入する(基準を満たさぬ場合は、出席していても出席点が与えられない場合がある)。
2)ペーパーテスト
本学の規定により、講議の2/3以上に出席しなかった者は、原則として受験資格を認め無い(正当な欠席理由のある者は、欠席届けを出すこと)。内容全般と教科書の関連箇所について、記述を中心とした試験を行う。代表的な物質の名称、構造式、化学反応、その意義などについての設問を含む。
3)成績評価
・ペーパーテストと出席点(10点満点)の合計が60点以上の者を合格とする。成績優秀者を公表する(公表を希望しない人は、試験前に緒方までその旨申し出ること)。
・不合格者には、再試験(ペーパーテスト)を行う。ペーパーテストのみで60点以上の者を合格とする。
・病気、その他やむを得ない理由で試験を受けられなかった場合はその旨申し出ること。
オフィスアワー 基礎研究棟(先端医科学教育研究棟)3F 機能プロテオミクス(生化学)研究室
時間については、講座秘書か緒方(ogata@doc.medic.mie-u.ac.jp)に連絡してアポイントを取って下さい。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 生体構造物質、酵素と補酵素、物質代謝、エネルギー代謝、ホルモン、代謝異常、遺伝子、病態生化学
Key Word(s) protein, carbohydrate, lipid, nucleic acid, vitamin, enzyme, coenzyme, energy metabolism, hormone, metabolic disease
学習内容 4月11日(火) 緒方 イントロダクション/代謝の基礎
4月18日(火) 緒方 糖質代謝/エネルギー代謝
4月25日(火) 樋廻 栄養と臓器、ビタミン/補酵素と酵素学
5月  2日(火) 樋廻 脂質代謝/脂質代謝
5月 9日(火) 緒方 血糖の調節/ホルモンのシグナル伝達
5月16日(火) 緒方 代謝の統合/組織への燃料補給
5月23日(火) 樋廻 テロメアと細胞老化、アポトーシス/癌遺伝子と発癌
5月30日(火) 藤川 内分泌学/内分泌学
6月 6日(火) 藤川 アミノ酸代謝/アミノ酸代謝
6月13日(火) 藤川 ヌクレオチド代謝/DNA合成と修復
7月 7日(金) 試験
7月18日(火) 再試験
学習課題(予習・復習)
ナンバリングコード(試行) MD-BMED-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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