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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士後期課程)材料科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 極限物性演習 | |
きょくげんぶっせいえんしゅう | ||
Solid State Physics under Extreme Environment | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
月曜日 9, 10時限 前期 月曜9,10限, 後期 月曜7,8限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 小竹 茂夫 (工学系研究科 機械工学専攻) | |
KOTAKE, Shigeo |
授業の概要 | 量子情報や解析力学を機械力学や制御理論に応用する手法について論じる. 機械工学を古典力学から広げて,量子論を含んだ視野で捉え直すことで,学部・博士前期で学んできた量子論や物性論と,機械工学のシステムの分野の融合を計る. |
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学習の目的 | 従来,古典力学的に考えられてきた物体の運動や振動や電気回路や制御理論は,実際の機械工学に応用され,大きく発展してきたが,被制御側(内部)と制御側(外部)を別に取り扱う手法には限界が存在した.本講義では,被制御側(内部)と制御側(外部)からなる多体系を一つとして扱う解析力学や量子論的手法により,量子情報を用いた物体の運動や振動や回路の理解,制御理論を議論する. これにより,解析力学や量子論を応用した制御理論や振動・回路の取り扱いができるようになり,新たな技術的発想へと導く. |
学習の到達目標 | 解析力学が理解できる。 量子情報が理解できる。 散逸系の量子力学が理解できる. 量子論が理解できる. 一体系や多体系の機械力学が理解できる. 電気回路と力学系のアナロジーが理解できる. サンプル値制御理論が理解できる. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 受講生と相談のうえ決める. |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 各論文の翻訳と解説を授業で課す.授業中の状況(40%)とレポート(60%)の総合計を評価とする. |
オフィスアワー | 毎週月曜日12:20〜14:30、 場所:工学部機械工学科2F 2211号室 電子メールによる受け付け可であり、質問への回答は授業中に行う。 |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | 力学,量子力学,制御理論の基礎的な知識を有していることが望ましい. |
発展科目 | 場の量子論,経路積分法を取ることにより、さらに理解が進むものと期待される. |
授業改善への工夫 | 対象者の興味や研究課題に応じて、内容を変更できるよう工夫する. |
その他 |
英語対応授業である。 |
キーワード | 解析力学,散逸系,量子力学,量子情報,量子アルゴリズム,振動,制御理論,電気回路 |
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Key Word(s) | analytical mechanics, dispersive system, quantum mechanics, quantum information, quantum algorithm, vibration, control theory, electric circuit |
学習内容 | 第1回から第15回において,内容は受講者の専門を考慮して,相談のうえ決める. |
学習課題(予習・復習) | 内容は受講者の専門を考慮して,相談のうえ決める. |
ナンバリングコード(試行) | EN-SYST-7 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら