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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 中学校・高校の教科教育法
ちゅうがっこう・こうこうのきょうかきょういくほう
Teaching Method of Subjects at High School
受講対象学生 A 類, 教育学部
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~68 期生
卒業要件の種別 必修
AⅡ類(美術教育コース)・AⅢ類(中学校(美術)基礎免)は必修
AⅠ類(美術教育コース)は、62期まで必修
授業科目名 美術科教育法Ⅱ
びじゅつかきょういくほう2
Methodology of Art Education Ⅱ
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所 造形活動実習室(教育学部2号館2階)

担当教員 山田康彦(教育学部美術教育講座)

YAMADA,Yasuhiko

学習の目的と方法

授業の概要 美術科教育の目的、内容、方法を総合的に学習する
中学校・高等学校の美術免許の教職科目としての必修科目である。
学習の目的 思春期の美術活動の実際を知り、生徒の作品を見る目を養う。
美術教育の歴史と理論を概観し、現代の美術科の内容と方法の課題を知る。
授業の事例シナリオを通して、美術の指導に当たっての問題を発見し解決する方法を考察する。
教育実習等を念頭に置いて、実際に教材を研究し、指導案を作成する。
学習の到達目標 思春期の美術活動の実際を知り、生徒の作品に対する教育的なコメントができるようになる。
美術教育の歴史と理論を概観し、現代の美術科の内容と方法の課題を示すことができる。
授業の事例シナリオを通して、美術の指導に当たっての問題を発見し解決する方法を考察することができる。
教育実習等を念頭に置いて、実際に教材を研究し、指導案を作成することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 PBL

教科書 文部科学省『中学校学習指導要領解説 美術編』日本文教出版
参考書
成績評価方法と基準 授業期間中の小レポートと提出物、期末レポートの結果を総合的に評価する。
オフィスアワー 水曜日 10:30~12:00 
場所:教育学部2号館2階 美術教育学(山田)研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 図工教材研究
美術科教育法Ⅰ
発展科目 美術科教育法Ⅳ
授業改善への工夫 授業改善のためのアンケートの結果をもとに,授業内容や授業方法の改善を案出し,実際の授業に活かす。
教育実習を題材にしたPBL事例シナリオを使用して、実践力を身につける授業を工夫する。
その他 美術教育3年次生(67期生)以降の履修になる。

授業計画

キーワード 美術教育・美術理論・子どもの美術活動・PBL・授業研究
Key Word(s) Art education for high school, art activity in preadolescence, PBL
学習内容 第1回:ガイダンス、授業計画と教育実習までの準備過程・心構え
第2回:思春期の美術活動の発達と見方(1)
第3回:思春期の美術活動の発達と見方(2)
第4回:美術教育の歴史と理論(1)
第5回:美術教育の歴史と理論(2)
第6回:美術科学習指導要領の内容と到達点
第7回:新しい美術教育の理論と課題
第8回:事例シナリオによる美術教育授業研究(1)導入の授業場面
第9回:事例シナリオによる美術教育授業研究(2)作品を通した制作過程シュミレーション
第10回:事例シナリオによる美術教育授業研究(3)制作過程でのトラブルへの対応
第11回:事例シナリオによる美術教育授業研究(4)制作が困難な生徒への対応
第12回:教材研究と指導案の作成(1)題材の設定
第13回:教材研究と指導案の作成(2)目標の設定の仕方
第14回:教材研究と指導案の作成(3)指導上の考察の検討
第15回:指導案の発表
第16回:美術科教育の課題の総合的検討
学習課題(予習・復習) 1. -
2. 思春期の美術活動例の検討
3. 思春期の美術活動例の検討
4. 美術教育理論に関する資料の学習
5. 美術教育理論に関する資料の学習
6. 学習指導要領の学習
7. 美術教育理論に関する資料の学習
8. 事例シナリオ(1)の検討
9. 事例シナリオ(2)の検討
10. 事例シナリオ(3)の検討
11. 事例シナリオ(4)の検討
12. 教材開発
13. 指導案の作成
14. 発表準備
15. 指導案の振り返り
16. 美術教育の課題の振り返り
ナンバリングコード(試行) ED-EDUC-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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